- 土地家屋調査士 試験 問題と解説(午前) - |
seyさんによる、土地家屋調査士(午前)の 過去問題と解説です。
|
|
土地家屋調査士午前の筆記試験について |
|
土地家屋調査士試験において、1・2級建築士または測量士若しくは測量士補となる資格を 有していると午後の筆記試験は免除されることになっている(調査士法6条5項1号)。
同条同項3号の「法務大臣の認定による(午前の受験)免除」とは過年度午前受験者における救済措置と思われるが、ここでは全国でも数少ない同項1号除外受験者のために調査士筆記午後過去問の解答と簡易な解説を試みるものである。
当方は建築士取得者ではなく、建築士が有する測量の知識や技量についての情報も全く持っておらず、建築士の午後受験免除となる理由を知らない。建築士試験では多くの作図を出題されるらしいとは聞くが、それが測量の知識や技量とどのような相関を持つのかも不明である。
そこで、1号受験者のみならず建築士免除受験生においても試験自体が要求している測量の知識とはどのようなものであるかを明らかにすることを目標とした。
当方は過去8年分の筆記試験午前試験問題を入手することができたが、出題傾向はこの8年間でほとんど大きな変化はなく、若干電子測量記録(いわゆるデータコレクタ)関連が目新しい程度である。
このため、測量実務者としての知識を余すところなく伝授するのでなく、単に調査士試験に要求される測量に関する最低限の知識に基づいて、調査士午前筆記試験についてのみ私見を述べる程度のものであることを断っておく。
もちろん午後の筆記試験(土地書式)にも測量に関する知識を要求されることはあるが、資格予備校のWEBその他で発表されていることであり、これについての立ち入りは避け、午前試験との関連あるときのみの言及とさせていただくことも併せて了承願う次第である。
|
2005年 長月の頃 Sey De La Q'xara
|
|
|
|