R04年度 測量士補試験 No3(法規) 解答
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<No3:法規:解答>

 誤差論と最確値に関する問題である。ア~エに入る語句を考えると次のようになる。

ア:系統誤差:定誤差とも呼ばれる。その原因と特性を追及して明らかにすれば理論的に取除くことができる誤差。系統誤差には、個人誤差、器械誤差、自然誤差がある。

イ:偶然誤差:原因不明の誤差であり、測定値から系統誤差や過誤を取除いても残る小さな誤差である。偶然誤差が起こる確率は、誤差の三公理の特徴を持つ。

ウ:45°22′25″:最確値を求める問題で、観測回数が同じであれば単に次のような算術平均でよい。


エ:0.8″: 最確値の標準偏差は以下の式で表される。


各測定値の偏差を求める。(偏差)=(測定値)-(最確値)により、



よって、最も適当な語句の組合せは2.となる。

解答: 2

参考文献:測量作業規程の準則・測量関係法令集

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB  c Matsubara.P.O