<No13:水準測量:解答>
レベルのくい打ち調整(視準線の点検)に関する計算問題である。次の手順で解けばよい。
① 観測結果から調整の有無を判断する。
レベル位置A:1.5558-1.4785=0.0773m(レベルが中間地点にあるため、正しい2点間の高低差)
レベル位置B:1.7023-1.6231=0.0792m
(レベル位置A)-(レベル位置B)= 0.0773-0.0792=-0.0019m となるため、調整が必要である。※レベル位置Aが視準線誤差が消去された正しい2点間の高低差となる。
② 解答の目安(調整量)を付ける。
レベル位置Bで観測した高低差は、視準線誤差を含んだものとなり、その大きさは0.0019mである。これにより、レベル位置Bで視準線誤差を消去しようとすれば、標尺Ⅱが0.0019m高い、
1.7023+0.0019=1.7004m 付近を視準すればよいことが解る。
つまり、レベル位置Bで標尺Ⅱが、1.7004を読んだとすると、標尺Ⅰと標尺Ⅱの高低差は、1.6231-1.7004=-0.0773となり、レベル位置Aからの高低差と一致する(これが調整された値ではない)。
③ 視準線調整後の標尺読定値の計算
レベル十字線の調整量は、次のように比例式で計算できる。

よって、レベル位置Bにおける視準線調整後の標尺Ⅱの読定値は、次のようになる。
1.7023-0.00209≒1.7002m
※ここで、レベル位置Bにおける標尺調整量(0.00209)の符号は、②の数値を手掛かりとし
て、判断すればよい。
よって、最も近い値は3.となる。
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解答: 3 |
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