<No11:水準測量:解答>
レベルを用いた水準測量の誤差に関する問題である。ア~オに正しい語句を当てはめると次のようになる。
ア:零点誤差:零点誤差は、標尺底面の摩耗などにより、零目盛の位置が正しくないために生じる誤差である。測点数を偶数とすることで、出発点に立てた標尺が終点になる。また往路と復路到着点の標尺は交換する。
イ:視準線誤差:視準線誤差とは、望遠鏡の視準線と気泡管軸が平行でないために生じる誤差である。
ウ:球差:地球が球面体であるために生じる誤差である。この誤差を消去するには、視準距離(レベルと前後標尺の距離)を等しくする必要がある。
エ:短く:大気の屈折誤差は地表面に近づくほど大気の気温が上昇し、大気密度(屈折率)が小さくなり、視準線が下方に屈折し観測比高がちいさくなる誤差である。この誤差の軽減法には、標尺の下方を視準しない。視準距離を短くするなどがある。
オ:平方根:往復観測の較差(往復観測の値の差)の許容範囲(制限)は、m=±k√S で表される(m:許容値、k:1㎞当たりの許容値、S:水準路線長㎞(片道))。1級水準測量では、m=±2.5㎜√S
である。
よって、正しい語句の組合せは4.となる。
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解答: 4 |
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