R03年度 測量士補試験 No2(法規) 解答
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<No2:法規:解答>

 公共測量の作業に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。

a. 正しい。新型コロナウイルス感染症対策分科会から政府への提言(令和2年10月)にもあるように、マスクの着用、大声での会話を避けることは、感染リスクが高まる事を防ぐ手段として有効である。

b. 間違い。基準点閲覧サービスより出力された基準点成果表は、公共測量を実施する際の既知点成果として利用可能である。しかし測量法第30条に「基本測量の測量成果を使用して基本測量以外の測量を実施しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、あらかじめ、国土地理院の長の承認を得なければならない。」とあるように、国土地理院のホームページで公開されているからと言って、当該計画機関に確認せずに使用することはできない。

c. 正しい。測量法第49条に「測量士補となる資格を有する者」という記載があり、これが測量士補となる場合は、登録しなければならないとある。測量士補の資格を有するとは、「登録された測量士補」と考えることができる。同第48条3に「測量士補は、測量士の作製した計画に従い測量に従事する。」とあるため正しい。

d. 正しい。問題文中に計画されていた観測時間よりも短い観測データしか解析できなかった。とあるが、作業規程に規定された観測時間を満たし、FIX解が得られ、点検計算も問題はないので、問題文は正しい。

e. 間違い。別の計画機関から受注された時期や測量目的が不明であるが、基本的に貸与された資料を目的以外に使用してはならず、適切に使用して作業完了時までに返却する必要がある。また、常に最新のデータ(資料)を利用すべきことを考えると間違いである。



 よって、明らかに間違っているものは3.のb,eとなる。

解答: 3

参考文献:測量作業規程の準則・測量関係法令集

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB  c Matsubara.P.O