H17年度 測量士補試験 No7 応用測量
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<H17-7-A:問題>

 

図7−1のように、始点BC終点ECを結ぶ半径Rの円曲線からなる道路の建設を計画している。交角 I = 120°とし、交点 IPと円曲線の中点との距離を 220.00mとなるようにしたとき、建設する道路の曲線半径Rはいくらか。最も近いものを次の中から選べ。なお、関数の数値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。






















1.

110

2.

220

3.

280

4.

330

5.

440









<H17-7-A:解答>

 

 この問題は、単曲線の外線長を与えることにより、曲率半径を求めさせるもので、次のように解くことができる。


※外線長(外割、セカント・レングス:SL(E))とは、単曲線の交点(I)から円曲線の中央(曲線中点:SP)までの距離を表す。

 

@SL(セカント・レングス)の公式を用いる。


最も一般的な解法である。SLは曲率半径(R)と交角(I)を用いて、次式により表されるため、これを用いて解けばよい。


より、





よって、R = 220.00m となる。


 

Aピタゴラスの定理を用いる。


下図のように、交点(IP)から単曲線の中心(O)を結ぶと、∠IP‐BC‐O=90°
∠IP‐O‐BC = I/260°より、三角形O‐BC‐IPは、60°‐90°‐30°の角度を持つ、直角三角形となる。よって、三角比を用いて考えれば、次のようになる。



 

1:2 = R:(R+220.00m)

よって、2R=R+220.00

  2R−R=220.00

     R=220.00


解答:2



<H17-7-B:問題>

 

図 7―2は、標準的な公共測量作業規程に基づいて実施する道路新設における路線測量の作業工程である。  ア  〜  エ  に入る作業名の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。




 

1.

線形決定

横断測量

用地幅杭設置測量

中心線測量

2.

中心線測量

用地幅杭設置測量

横断測量

線形決定

3.

線形決定

中心線測量

横断測量

用地幅杭設置測量

4.

中心線測量

横断測量

用地幅杭設置測量

線形決定

5.

中心線測量

線形決定

横断測量

用地幅杭設置測量



<H17-7-B:解答>

路線測量の作業工程は、次の通りである。


路線の線形決定を真先におこなう事と、縦断測量と横断測量の工程位置が解れば、解ける問題である。

解答:3


<H17-7-C:問題>

 

次の文は、標準的な用地測量の作業内容について述べたものである。作業の順序として最も適当なものはどれか。次の中から選べ。

 

. 現地において、境界点の座標値を求めるための境界測量

. 取得用地及び残地の面積を算出する面積計算

. 土地の取得などに関して、必要な諸資料を整理・作成する資料調査

. 境界点間の距離を測定し、精度を確認する境界点間測量

. 現地において、一筆ごとに土地の境界を確認する境界確認

 

 

1.c → e → a → d → b

2.c → a → e → b → d

3.c → e → d → a → b

4.e → c → a → b → d

5.e → a → c → d → b



<H17-7-C:解答>

  

用地測量とは、土地及び境界等について調査し、用地取得等に必要な資料及び図面を作成する作業を言う。

 

 また、用地測量の作業工程は、次の通りである。

 

作業計画 → 資料調査 → 境界確認 → 境界測量 → 境界点間測量

 → 面積計算 → 用事実測原図等の作成

 

 問題文の a 〜 d を作業順序に並べると次のようになる。

c → e → a → d → b

 

 

解答:1



<H17-7-D:問題>

 

図7−3は、ある河川の横断面を模式的に示したものである。この河川は河床幅 8.0m、のりこう配 1:2 の単断面を持ち、断面Aにおける水深は一定で、4.0mである。この河川において、平均流速を計測し、表7−1の結果を得た。この横断面における流量はいくらか。最も近いものを次の中から選べ。




表7−1

 

 

 

 

断面@

断面A

断面B

平均流速

0.8 /s

1.5 /s

1.0 /s


1.

44 m /s

2.

55 m/s

3.

70 m/s

4.

77 m/s

5.

106 m 3/s









<H17-7-D:解答>

 

 河川の流量を求める問題であり、次のように計算できる。

 

1.河川の各断面積を求める。
  断面@:4m × 8m × 0.5 16u
        (法面勾配が1:2であるため、高さ4m、底辺8mの三角形をした断面となる)
  断面A:4m × 8m = 32u
  断面B:4m × 8m × 0.5 16u

2.流量を求める。
  流量は、次の式によって求められる。

  Q = v × A (Q:流量 m/s 、 v:平均流速 m/s 、 A:断面積 u)

 

  ここで、各断面における流量を求めると次のようになる。
  断面@:0.8/s × 16u = 12.8/
  断面A:1.5/s × 32u = 48.0/
  断面B:1.0/s × 16u = 16.0/

  よって、問題にある河川の流量は、次のようになる。

  Q =  12.8/s + 48.0/s + 16.0/s = 76.8/

 

 

解答:4


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