H19年度 測量士補試験 No5 写真測量 解答
- PR -

- PR -

- PR -


<H19-5-A:解答>

関連問題(空中三角測量)
No5(写真測量):H5-CH11-CH12-AH13-AH14-AH19-A
(出題回数 6/16


解 答
 パスポイントとタイポイントの特徴に関する問題である。
 以下に、問題文中の各選択肢について解説する。


1.正しい。
 パスポイントとは、同一コース内の隣接写真の連結に用いられる点を言う。言い換えると、2枚以上の空中写真を、コース方向に連結させるために設けられる点の事である。パスポイントは、重なり合う部分の、中央(主点付近)と両端に1点ずつ3点を選ぶ。

2.正しい。
 タイポイントとは、隣接コース間の接続に用いられる点で、隣接コースと重複している部分で、関係空中写真上で、明瞭に認められる位置に選定する。

3.正しい。
 問題文の通り。パスポイント選点上の注意点である。

4.間違い。
 ブロック調整では、コース間の歪みを調整できると言う事から、タイポイントをコースの重複部に「ジグザグ」に選択するのが良いとされている。

5.正しい。
 問題文の通りである。また、パスポイント及びタイポイントを選定しようとする場所の近辺に基準点があり、対空標識が明瞭に写っている場合は、基準点で代用する事もできる。

よって、明らかに間違っているのは、4である。

 

解答 4



<H19-5-B:解答>

関連問題(比高による写真像のズレ)
No5(写真測量):H4-AH6-BH9-BH14-BH17-BH19-B
(出題回数 616


解 答
 「比高による像のズレ」を利用し、煙突の高さと橋の長さの関係を求めようとするものである。
 次の手順で考えればよい。

@撮影高度(H)の計算
写真縮尺から撮影高度を計算すると、次のようになる。


A次に煙突の高さ(凾g)を求める。


B橋の長さを求める。
撮影縮尺と写真上の長さから、

 10,000 × 2cm 20,000cm 200

C煙突の高さと橋の長さを比較する。
200
m(橋の長さ)÷ 50m(煙突の高さ)=4


よって、橋の長さは、煙突の高さの4倍となる。

解答:5



<H19-5-C:解答>

関連問題(撮影基線長の計算・空中写真の重複)
No5(写真測量・撮影基線長):H12-BH16-AH17-AH18-AH19-C
(出題回数 516

No5(写真測量・空中写真の重複):H5-BH11-A(出題回数 216

解 答

 主点基線長から空中写真の重複(オーバーラップ:以下OL)を求める問題である。

 まず、主点基線長の式 b = s(1−p) を変換して、



ここで、b:主点基線長(主点距離)s:写真画面の大きさ OL:オーバーラップ (重複度(%))

 上式に問題文の数値を代入すると、次のようになる。

 

 
 主点基線長とは、隣接する一組の空中写真を図のように、互いに移写した場合の主点間(p1p2)の平均値を言う。

 

 

 問題文より、縦視差の無い状態であるため、主点基線長は主点間の距離(35cm)から、目標物Aの間隔(27cm)を引いた値(8cm)である。

 

 よって、写真のOLは、65%となる。

 

解答 2



<H19-5-D:解答>

関連問題(ディジタルマッピング:全般)
No5(写真測量):H7-DH10-AH12-DH13-DH15-DH16-DH17-CH19-D
(出題回数 816

<関連問題> ディジタルマッピングの機器・解像度:H5-DH9-DH14-D

解 答
 ディジタルマッピングの一般的事項に関する問題である。
 以下に、問題文中の各選択肢について解説する。

1.正しい。
 数値図化に使用される機器は一般に数値図化機と呼ばれ、通常の図機械の機能の他に次のような基本機能が要求される。
データ項目等のデータコードの入力が可能
三次元座標値が入力可能
放射対象物の連続測定及び連続記録が所定の時間間隔又は距離間隔で可能

 現在、測量分野で使用されている図化機は、問題文に挙げられる三種である。

2.間違い。
 ディジタルステレオ図化機とは、解析図化機や座標読取装置付アナログ図化機が、写真(ポジフィルム)しか扱えないのに対して、ディジタル写真(スキャナで空中写真をディジタル化したものやCCD入力したもの)やディジタル化された画像データ(衛星データ等)が扱える物である。このため、使用する画像の解像度がその後の精度を決定する事になる。

3.正しい。
 取得する数値図化データは、これより作成される数値地形図の互換性を目的とし、取得した地形や地物等のディジタルデータが、いったい何であるのかを個々に区分し、記録するための共通した分類コードを付ける必要がある。

4.正しい。
 地形データの取得は、次の三種類と互いを併用する方法がある。
・等高線法:細部数値化時に等高線データを、距離間隔又は時間間隔の方法により取得するもの。
・数値地形モデル法(DTM法):一定のグリッド(格子)間隔でデータを取得する方法。
・マップディジタイズ法:図化機において直接描画された等高線を、ディジタイザやスキャナ等でディジタル化する方法。

5.正しい。
 出力図上で行う、数値図化データの点検項目には次のような物がある。
「取得漏れ、平面位置及び標高の誤りの有無」「接合の良否」「標高点の位置、密度、測定値の良否」「地形表現データの整合」

 

解答:2


参考文献:公共測量作業規程

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

c Matsubara.P.O c Sey Qxara