H19年度 測量士補試験 No4 地形測量 解答
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<H19-4-A:解答>

関連問題(TSによる細部測量)
<TSによる細部測量>
No4(地形測量)H8-BH15-CH16-CH17-CH19-A(出題回数 5/16
<GPSとTSを用いた地形測量>
No4(地形測量)H6-DH7-DH8-DH9-CH10-DH11-CH12-DH13-CH14-CH17-DH18-C
(出題回数 1116

解 答
 TS及び平板を用いた細部測量に関する問題である。
 公共測量作業規程による平板測量とは、平板又はTS等を用いて地形、地物を測定図示し地形図等を作成する作業である。(TS等:TS・GPSを含む)

 問題文中のア 〜 エ の選択肢について、前後の文から考えると、次のようになる。

ア:地形測量を実施する場合は、地域の状況と「作業効率」について考慮して、測量方法を決定する。
 平板測量の計画では、測量の目的を考慮し、合理的かつ、能率的に作業を行うために必要な基本方針を定める必要がある。選択肢を見ても、視通ではないことが解る。


イ:基準点に平板を整置して細部測量を行うことが困難な場合は、平板点を設置することができ、その平板点は近傍の「基準点」に平板を設置し、「放射法」により求めることができる。

ウ:イ にもあるように、平板点・TS点は基準点に観測機器を整置して「放射法」により設置できる。

エ:TS点は、基準点からの放射法 又はTS点にTSを整置して「後方交会法」により設置することができる。

 よって、語句の組合せとして最も適当なものは、2となる。

解答:2



<H19-4-B:解答>

関連問題(平板の標定と標定誤差)
No4(地形測量)H4-BH11-AH15-BH19-B(出題回数 4/16

解 答
 ラジアンを用いて誤差を計算させる問題である。
 まず問題を図に描いて表わすと次のようになる。 

 

 ここで、方向線が30′ズレることによる地上の誤差eを求めると次のようになる。

(ラジアンの基本的な考え方)

 これを変形して、


 これに、数値を代入すると、


 尺度1/500の地形図上のズレを求めるため、0.15m / 500 0.0003m = 0.3mm となる。

 よって、点Bの図上のずれの量は、3の0.3mmとなる。 

解答:3



<H19-4-C:解答>

● 関連問題(数値図化:ラスタデータ・ベクタデータ)
No3(地形測量):H11-DH13-DH15-DH16-DH19-C
(出題回数 516

解 答
 数値地図データの構造に関する問題である。
 以下に、問題文中の各選択肢について解説する。

1.正しい。道路の中心線L6の終点の交差点は、P9である。



 
2.正しい。道路の中心線 L11は、街区面S2とS3を構成する道路の中心線の一部である。
 


3.正しい。道路の中心線L12の始点の交差点は、P5である。



4.間違い。交差点 P1〜 P10のうち、道路の中心線が奇数本接続する交差点の数は6である。




5.正しい。街区面S2、S3、S4は、それぞれ4本の道路の中心線から構成されている。
 


 よって、明らかに間違っているものは、4となる。

 

解答:4



<H19-4-D:解答>

● 関連問題(数値標高モデル:DEM)
No4(地形測量):H18-DH19-D

(出題回数 215
<関連(No6 地図編集):H8-DH10-DH15-C

解 答

 数値標高モデルの一般的事項に関する問題である。
以下に、問題文中の各選択肢について解説する。

1.DEMの格子点間隔が大きくなるほど詳細な地形を表現できる。
間違い。
格子点間隔が大きくなると言うことは、1エリアに対するデータ数が少なくなると言うことである。データ数が少なくなれば、当然詳細な地形を表現することはできない。

2.DEMは等高線から作成することができる。
正しい。
数値標高モデルとは、ある地域を格子(メッシュ)状に区画し、その中心点の高度(標高)データを記述したものである。またその方法は、既存の地形図から等高線を読取る方法と、航空レーザスキャナ測量(地形をレーザでスキャンし、地盤高を計測する方法)方法がある。

3.DEMから二つの格子点間の視通を判断することができる。
正しい。
等高線を数値化したものであるから、問題文のような判断をすることができる。しかし、DEMは地表面の標高データであり樹木や建物などの高さが含まれないため、断定することはできない。

4.DEMから二つの格子点間の傾斜角を計算することができる。
正しい。
DEMからは、その地点の高さ(標高)と距離が読み取れるため、問題文のように傾斜角を計算することができる。

5.DEMを用いて水害による浸水範囲のシミュレーションを行うことができる。
正しい。
「浸水被害を受ける範囲」つまり、近隣に比べて標高の低い場所の予想をする必要がある。
DEMのように数値化されたデータがあれば、コンピュータによるシミュレーションが可能である。

 よって、明らかに間違っているものは、1となる。

 

解答 1


参考文献:公共測量作業規程

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

c Matsubara.P.O c Sey Qxara