<H18-3-A:解答>
レベルを用いた直接水準測量作業の注意事項に関する問題である。問題各文について考えると、次のようになる。
1.正しい。
ティルティングレベルに直射日光が当たると、気泡管の膨張により視準誤差が発生する恐れがある。覆いや傘などによりレベルに直射日光が当たらないようにする必要がある。コンペンセータを用いるオートレベルではこの作業を省略する事ができる。また、電子レベルでは同様にコンペンセータを用いているが、内部電子部品の温度上昇を防ぐため、レベルに直射日光が当たらないようにする必要がある。
2.間違い。
新点設置後は、設置された標識が安定した状態になってから行う。埋設後1週間程度、少なくとも24時間が経過してから観測を行う。
3.正しい。
標尺の零点誤差(零目盛の位置の誤差)と、2本の標尺の目盛誤差の差によって生じる、系統的な誤差を消去するために、問題文のような観測を行う必要がある。
4.正しい。
標尺の零点誤差(零目盛の位置の誤差)を消去するために、問題文のような観測を行う必要がある。
※ 問題文、3.4については、正確には、上記の解説の通りではあるが、両方法とも「標尺の零目盛誤差の消去のために行う」と覚えておいて問題は無い。また、両方法は別々に行うものではなく、同時に(一緒に)行うべき観測方法である。
5. 正しい。
1級標尺は、所定機関において定期的に検定を行う必要がある。
(公共測量作業規程では、レベル1年、標尺3年が検定の有効期間とされている)
解答:2
|