H29年度 測量士補試験 No14〜No16 地形測量:解答
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<No14:地形測量:解答>

 等高線に関する計算問題である。次のように考えれば良い。

@問題文を図に描く

A A・B点の標高差を求める
  105.1m − 96.6m = 8.5m

B標高100mの位置を求める
 ここで、点A〜Bを結ぶ線上で標高100mの等高線の位置を考えると、三角形の相似より、次の比例式が組み立てられる。
 点Aから標高100mの等高線までの高低差(h)は  105.1m−100m= 5.1m よって、
 8.5m : 80m = 5.1m : X となり、これを解くと、


となり、A点から、48mの位置に標高100mの等高線があると言える。

C地図上の位置を求める
 縮尺 1/1,000 地形図上で表すと、その地形図上の長さは、 48m / 1,000 = 4.8 cm となる。
 よって、1/1,000 地形図上では、A点から4.8cmの位置で、標高100mの等高線とABを結ぶ直線道路との交点がある。

よって最も近い値は、2 となる。

解答: 2

<No15:地形測量:解答>

 DEMに関する問題である。問題文に入る語句を考えると次のようになる。

ア:
地表面:DEMは建物や樹木の高さを除いた地表面の高さを言う。DTMとも呼ばれる。

イ:
等高線:DEMを作製するためには、既存の地形図から等高線を読み取る方法と、航空レーザ測量がある。

ウ:
航空レーザ測量成果:航空レーザ測量とは地上をレーザでスキャンし、地表面の標高を計測する方法である。これにより得られるデータはDSMと呼ばれ、これをフィルタリング(地表面以外のデータを除く作業)することにより得られるデータがDEMである。

エ:
小さい:格子間隔が小さいということは、1つのエリアを細かく区切っているということである。このため詳細な地形を表現できる。

オ:
被災想定区域:洪水などの想定区域は、地上の標高値を取得する必要がある。このため対象地域のDEMがあれば想定区域を指定できる。問題文にある発生頻度は関係がない。

よって、最も適当な語句の組合せは2となる。

解答: 2

<No16:地形測量>

 車載写真レーザ測量(MMS)に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。

1. 正しい。車載写真レーザ測量とは、主として車両の屋根部分に取り付けた自動車位置姿勢データ取得装置(GNSS/IMU)と数値図化用データ取得装置(レーザ測距装置、計測用カメラ)を用いて、周辺地物の数値地形図データ(点群データ)を取得する技術である。

2. 正しい。上空からは取得困難なデータでも、車両から視認できるデータの取得が可能である。

3. 正しい。GNSS衛星からの電波を受けられなくとも、調整点やIMU装置などにより取得が可能である。

4. 正しい。車両を走行させながら視認できる範囲全てのデータを取得するため、TSなどを用いた場合に比べ短時間で取得できる。

5.
間違い。地図情報レベル500のほうが詳細な数値地形図であるため、地図情報レベル1000より詳細な計測データが必要である。

よって、明らかに間違っているのは5となる。

解答: 5
参考文献:測量作業規程の準則・測量関係法令集

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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