H25年度 測量士補試験 No13〜No15 地形測量:解答
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No13:地形:解答>

 

 等高線に関する基礎的な計算問題である。問題文を読めば、特に測量の知識がなくとも、解答することができる。 

 問題文を図に描くと次のようになる。



 先ず、点Aの標高を求めると次のようになる。

  50m +(24m× sin 30°)= 62 

 これより、点Bと点Aの高低差は 6m となり、点Bと標高 60m 線までの高低差は 4m となるため、点Bから標高60m線までの水平距離(x)は、比例式により次のように計算できる。

  6m : 18m = 4m : xm   よって、x = (4m×18m)/ 6m = 12

 

 よって、1/ 1,000 地形図上での距離は、12m/1,000 0.012m = 1.2p となる。

 

 

解答: 4



No14:地形:解答>

 

 現地測量に関する問題である。作業規程の準則からの出題であるが、基本事項として覚えておきたい。

 問題文に正しい語句を当てはめると次のようになる。

 

 a.現地測量とは、現地においてトータルステーションなどを用いて、地形、地物等を測定し、
数値地形図データ を作成する作業をいう。
※作業規程の準則 第83条  TSの他に、「GNSS測量機を用いて、又は併用して」とある。

b.現地測量により作成する 数値地形図データ の地図情報レベルは、原則として 1000 以下とする。
※作業規程の準則 第85条  「地図情報レベルは、2505001000を標準とする」とある。

c.現地測量は、4級基準点、簡易水準点 又はこれと同等以上の精度を有する基準点に基づいて実施する。
※作業規程の準則 第84

d.細部測量の結果に基づいて数値編集を実施後、編集で生じた疑問事項、地物の表現の誤り及び脱落、現地調査 以降に生じた変化に関する事項などを現地において確認する補備測量を行う。
※作業規程の準則 第101  現地において確認及び補備すべき事項は、「編集作業で生じた疑問事項及び重要な表現事項」、「編集困難な事項」、「現地調査以降に生じた変化に関する事項」、「境界及び注記」、「各種表現対象物の表現の誤り及び脱落」である。

 

解答: 1



No15:地形:解答>

 

GNSS測量に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。


1.正しい。
GNSS
測量は、GNSS衛星(GPS衛星等)からの電波を受けて位置を求めるものである。既知点間の見通しは必要ない。

2.正しい。
GNSS
測量機により求められた標高は、楕円体高である。よって、標高は、「楕円体高−ジオイド高」により求める必要がある。

3.正しい。
衛星からの電波が受信できる気象条件であればGNSS測量には問題は無い。ただし雷に関しては、機器の破損や観測員の生命に害を及ぼす危険があるため、観測作業を中止する必要がある。

4.間違い。
観測に必要な衛星数が確保できない場合や、上空からの電波が遮られる(上空視界が確保できない)場合は、観測ができない。

5.正しい。
ネットワーク型GNSS測量は、位置情報サービス事業者が提供する補正データを通信回線から受信してアンテナ位置を求めるもので、一人一台の観測作業が可能である。

 

 

解答: 4


参考文献:測量作業規程の準則・測量関係法令集

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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