H23年度 測量士補試験 No1〜No3 法規:解答
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No1:法規:解答>

   解 答

 H22-1と「d」の選択肢を除き、全く同じ問題である。過去問題をこなしていれば、容易に解ける問題であろう。問題文に正しい語句を当てはめると次のようになる。

 
a.    「測量」とは、土地の測量をいい、地図の調製及ぴ   測量用写真の撮影  を含むものとする。
 
※ 法第3

b.    「基本測量」とは、すべての測量の基礎となる測量で、 国土地理院  の行うものをいう。
 
※ 法第4

c.    何人も、 国土地理院の長  の承諾を得ないで、基本測量の測量標を移転し、汚損し、その他その効用を害する行為をしてはならない。
 
※ 法第22

d.    公共測量は、基本測量又は公共測量の  測量成果  に基づいて実施しなければならない。
 ※ 法第32


e.    測量士補は、測量士の作製した   計画   に従い測量に従事する。
 ※ 法第483

 

 

 よって、正しい語句の組み合わせは、1となる。

 

 解答:1



No2:法規:解答>


   解 答

 測量作業における関連法規及び作業の注意事項に関する問題である。測量作業に関する基礎的(常識的)な問題であると言え、比較的解答しやすい。各選択肢について考えると次のようになる。

 

 1.    正しい。
作業規程の準則 第163、調査事項の接合は、現地調査期間中に行い、整理の際にそれぞれ点検を行うものとする。また、「現地調査」とは、数値地形図データを作成するために必要な各種表現事項、名称等について現地において調査確認し、数値図化及び数値編集に必要な資料を作成する作業である。

 
2.    正しい。
観測(調査を含む)後は、現状復旧が原則である。

 
3.    正しい。
法第152、宅地又はかき、さく等で囲まれた土地に立ち入ろうとする者は、あらかじめその占有者に通知しなければならない。但し、占有者に対してあらかじめ通知することが困難であるときは、この限りでない。


4.    間違い。
既知点の現況調査の目的は、既知点の異常の有無と作業の円滑な実施に必要な情報を収集する事にある。これを観測時に行ったのでは意味が無い。また、観測作業全体から見ても効率的とは言えない。


5.    正しい。
観測員等の生命の安全を守るのは、当然の事である。

 

 

 

よって、明らかに間違っているのは、4となる。

 

解答:4



No3:法規:解答>


   解 答

 定番ともなっている、測量の基準に関する問題である。例年通り、測量の基準(測量法 第11条)にからめた問題である。

 

以下に、問題各文について解説する。

 
1.    正しい。
楕円体高、ジオイド高、標高の関係は、次の通りである。(楕円体高)=(ジオイド高)+(標高)。

2.    間違い。
ジオイド面は等ポテンシャル面とも呼ばれ、重力の等しい点をつないだものである。このため、重力方向に対しては直角に交わっている。また、重力は場所より異なっているため、ジオイド面は、地球楕円体面に対して凹凸を持っている。

3.        正しい。
111 位置は、地理学的経緯度及び平均海面からの高さで表示する。


4.    正しい。
地心直交座標は地球重心を原点とし、経度がX軸、90°がY軸、そして北極方向をZ軸としたものである。問題文のように、地心直交座標から経緯度及び楕円体高への変換ができ、その逆もできる。

5.    正しい。
問題文の通り。法11条により、我が国では世界測地系に従って地理学的経緯度を測定している。世界測地系では、問題文のようにITRF94GRS80を準拠楕円体としている。

 

 

 よって、明らかに間違っているものは、2である。

 

解答:2


参考文献:測量作業規程の準則・測量関係法令集

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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