<No11:水準測量:解答>
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解 答
定番問題となった、レベルのくい打ち調整法(レベルの気泡管軸と視準軸(線)が平行(水平)であるかどうかの点検方法)に関する計算問題である。杭打ち調整法の原理はやや理解しがたいものではあるが、その出題形式は例年同じであるため、解答手法(計算の流れ)を身につけてしまった方が良い。 以下に、計算の流れに沿って解答する。
@
標尺T・U間の正しい高低差を求める。(レベル位置A)
1.28989 m
− 1.24579 m = 0.0441 m
A
レベル位置Bで観測した、標尺T・U間の高低差を求める。
1.14412 m
− 1.09002 m = 0.0541 m
B
調整の有無を判定する。
ここでレベルの視準線が水平ならば、
@ = Aであるが、@− A = 0.0441 m
− 0.0541 m = −0.0100 m であるため、視準線の調整が必要となる。
また、視準線が正確であると仮定するならば、レベル位置Bからの観測では、標尺Uの読定値は
1.09002 m
+ 0.010 m = 1.10002 m 付近であると言える。
※ 1.10002 mが調整値ではない。
C
標尺Uの調整量を求める。
レベルBにおける標尺Uの調整量は、 である。
従ってレベルBから、標尺Uの読定値が 1.09002 m + 0.011 m = 1.10102 m となるように、視準線を調整すればよい。
よって、標尺Uの読定値は、4の1.10102 mとなる。
解答:4
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