<No7基準点測量:解答>
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解 答
基準点成果情報(表)に関する問題である。前問同様に、ここしばらくの出題は無かったが、出題内容はH18とほぼ同じであり、簡単に解ける問題である。縮尺係数を計算により求めずとも、解答導き出せる。
問題の ア〜ウ について考えると、次のようになる。
<ア・イ>
成果情報にある三角点の経緯度と、平面直角座標系(\系)の座標原点の経緯度を比較すると、緯度はマイナス方向、経度はプラス方向に位置している※ことがわかる。よって、アには「−」、イには「+」の符号が入る。
※緯度:原点座標より、南側に位置している。(緯度(北緯)は北極で90°)
経度:原点座標より、東側に位置している。(経度(東経)は左回りで増加)

<ウ>
任意地点の縮尺係数は、次の式により求めることができる。
m
=m0+ (Y2 /2R2・m02)
ここで、mは任意地点の縮尺係数、YはY座標値(km単位)、Rは地球の半径(6,370km)、m0は、0.9999よ って、
m
= 0.9999 + {14.52 /(2×63702×0.99992)}
≒ 0.999903
この三角点の縮尺係数は、0.999903となる。
※
無理に計算を行わなくとも、答えを導くだけならば次のように考えればよい。
まず、ア・イにより座標値の符合がわかっているので、ここで選択肢を3か4に絞り込むことができる。
次に、互いの縮尺係数を見ると、「1」より大きいものが3、小さいものが4の選択肢である。
平面直角座標系は、座標原点から90km離れた地点で縮尺係数1.0000であるため、座標原点から約14kmしか離れていないこの三角点の縮尺係数が、「1」を超えることは無い。よって、消去法で選択肢「4」が残る。
解答:4
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