H22年度 測量士補試験 No13〜No14 地形測量:解答
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No13:地形測量:解答>


   解 答

 

 TSRTK-GPS観測を用いた細部測量に関する問題である。毎年のように出題される定番問題であるが、その内容は決して難しいものではない。過去問題にしっかりと取組んでいれば解答できる。

問題文中の選択肢について、考えると次のようになる。

 

 1.    正しい。
TS
の特性は、角度(方向)と距離が同時に観測できることである。放射法は、方向線とその距離によって地物の位置を求める方法であるため、TSの特性を最大限に活かし、効率よく観測作業を行う事ができる方法であると言える。このため、細部測量においては主として放射法を用いるのが良く、その他に支距法、前方交会法や、他の有効な測定法を用いることができる。

2.    正しい。
TS
点とは、地物や地形など地上の状況に応じて、基準点からの地形細部測量が困難な場合に設置される補助基準点を言う。TS点は、基準点からの「放射法」 又はTS点にTSを整置して「後方交会法」により設置することができる。

3.    正しい。
RTK-GPS
観測は、ようはGPS測量機を用いた観測手法の一つである。よって、GPS測量の特徴を考えれば良い。GPS測量の大きな特徴の一つとして、天候に左右されずに観測作業が行える事がある。ただし、雪や大雨さらに雷では精度が低下したり、観測作業そのものに危険が及ぶ事がある。

4.    正しい。
GPS
測量は、衛星からの電波を受信して2点間の基線ベクトルを求める測量方法である。よって、観測点間の見通しは必要ない。

5.   
間違い。
初期化とは、キネマティック観測において、正数値バイアス(搬送波の波の数)を決定する作業であり、
RTK-GPS(ネットワーク型を含む)観測では、初めに既知点と観測点間において、初期化の観測を2セット行い、セット間の格差が許容範囲内にある事を確認する必要がある。
また、障害物等で衛星からの電波が遮られた場合も再初期化を行う必要がある。

 

 

 

解答:5



No14:地形測量:解答>


   解 答

 GISに主に用いられるベクタデータの形式(アーク・ノードデータ構造)に関する問題である。

 このデータ形式は、点情報、線情報、面情報をそれぞれ、ノード、チェーン、ポリゴンの関係で表しているものであり、それぞれのデータには、属性情報と呼ばれる、点(線、面)番号や、座標データなどが、階層形式により付属している。

 この問題の解答方法としては、問題文ごとに図から確認をとればよいだけである。過去問題をしっかりと理解していれば解ける問題である。 特に難しい問題ではないので、必ず正答を得たい。

 

 

ア:表141から、L3の始点と終点はP4P5である。街区面S1を面の内側から見ると、L3は「左回り(反時計回り)」である。このため、符号は−(マイナス)となる。

イ:アと同様に、L3の始点と終点を考え、街区面S3を面の内側から見ると、L3は「右回り(時計回り)」である。このため、符号は+(プラス)となる。

ウ:街区面S3を見ると、これを構成する道路中心線は、L3,L10,L11,L7,L9,L8(時計回り)である。よって、L7が入る。また、表141よりL7の始点と終点はP8P6となり、符号も時計回りで+となる。

 

 

 

 よって、正しい記号の組合せを持つ選択肢は、2である。

 

解答: 2


参考文献:測量作業規程の準則・測量関係法令集

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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