<No3:法規:解答>
●
解 答
測量の基準(第11条)にからめた問題である。
地球上を全て海面として考えた場合の平均的な高さ(平均海面)をジオイドと称しているが、このジオイドは、完全な楕円体ではなく凹凸があるため、測量の基準として考えるのは適当ではない。
そこで、ジオイドに近似した回転楕円体を定めて地球の形状や大きさを定めている。これを準拠楕円体と言う。
日本ではこの準拠楕円体として、世界各国で用いられているGRS80楕円体を測量法にて採用しており、これを世界測地系と言う。また高さについては、東京湾平均海面(ジオイド)からの高さを基準として定めている。
問題文と図に、語句をあてはめると次のようになる。
図3に示すとおり、(ア:ジオイド) は、平均海面に相当する面を陸地内部まで延長したときにできる仮想の面として定められたものである。(イ:標高) は、( ア:ジオイド) を基準として測定される。
(ア:ジオイド) には、地球内部の質量分布の不均質などによって凹凸があるため、地球の形状に近似した(ウ:回転楕円体)を想定する。我が国においては (ウ:回転楕円体) のうち、地理学的経緯度の測定に関する国際的な決定に基づいたものを(エ:準拠楕円体)として採用している。
GPS測量で (イ:標高)を求めるためには、(エ:準拠楕円体)から地表までの距離である楕円体高に、(エ:準拠楕円体) から(ア:ジオイド)までの距離である(オ:ジオイド高)を補正する必要がある。

よって、最も適当な語句の組合せは、4である。
解答:4
|