<No7:基準点測量:解答>
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関連問題(偏心補正計算)
(正弦定理) H7-2-D・H8-2-D・H10-2-C・H13-1-C・H14-1-C・H16-2-C・H19-2-DB・H21-7(出題回数 8/16)
(余弦定理) H6-2-A・H9-2-C・H20-2-D(出題回数 3/16
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解 答
偏心補正計算に関する問題である。偏心補正計算には、正弦定理によるものと余弦定理よるものがあるが、今年度の問題は基本的にその両方を用いて解かせる問題と言える。選択肢の数値幅が広いため、正弦定理とそれによる偏心補正計算だけでも正答を選択する事はできる。
問題文の図に次図のような補助線を引き、式を組立て、偏心補正計算を行えばよい。
図より、T´= 360°− {(360°−T)−x2 +x1} によって、求められる事が解る。そこで、偏心補正量x1、x2をそれぞれ求めると次のようになる。
<x1の計算>
「測点間距離が偏心点に隣接する辺」であるため、余弦定理による式を用いて解く。

※ここで、sin96°、cos96°は180°−96°= 84°として、関数表によりその値を求めればよい。
※また、正弦定理による偏心補正計算の公式に値を代入しても、0.0633°と近い値にはなる。
<x2の計算>
「測点間距離が偏心点に対して、対向する辺」であるため、正弦定理による式を用いて解く。

※一般的には、ρ″の値を用いるが今回は問題文中に指示されていなかったため、(180°/π)を用いた。
ここで、正弦定理そのものを用いても解く事が出来る。正弦定理を用いると、次のようになる。

<水平角T´の計算>
冒頭の式から、水平角T´を求めると次のようになる。
T´= 360°− {(360°−T)−x2 +x1}
= 360°−{(360°−300°)− 0.0337°+ 0.0636°}= 360°− 60.0299°= 299.9701°
=299°58′12.4″
よって、最も近い選択肢は、2.の299°58′13″となる。
解答:2