H21年度 測量士補試験 No17〜No20 写真測量解答
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No17:写真測量:解答>


 関連問題(比高による写真像のズレ)

H6-5-BH9-5-BH14-5-BH17-5-BH19-5-BH21-17(出題回数 616


 解 答

 「比高による像のズレ」を利用し、煙突の高さや地表面の標高を求めさせる問題である。23年に1回の割合で出題される問題であるがHを求める公式を覚えておく必要がある。また、解答のポイントは、問題文から図を描けるようにすることである。写真測量の計算問題はそのほとんどが比例計算により求められるため、図から判断できることも多い。

 問題文を図に描くと次のようになる。

 

  式を変換して、

   ※単位換算に注意する。

上式で求めたのは、高塔の撮影高度であるため、地表面の標高は次のように求める。

2,200m − 1,750m = 450

 

よって、地表面の標高は450mとなる。

 

解答: 3



No18:写真測量:解答>


 関連問題(解像度)

H9-5-DH14-5-DH21-18(出題回数 316


解 答

久しぶりに出題された、「スキャナーの解像度」に関する問題である。以前は、dpi(ドットパーインチ)での出題であったが、今年度は素直に「画素数」で出題されている。

測量の知識と、デジタル機器の知識が要求される問題でもあるが、内容的に難しいものではないため、しっかりと理解しておく必要がある。

 

 次のように考えて解けば良い。

 

@ 地上の撮影範囲の計算

 問題文より、写真縮尺1/20,000の空中写真(23cm×23cm)地上の撮影範囲は、次のようになる。
 23cm×20,000 460,000cm 4,600m  よって、基準面上 4,600m×4,600mの範囲が写真に写し込まれていると言える。

 

A 1画素の撮影基準面(地上)における範囲の計算

 23cm×23cmの空中写真をスキャナーで数値化し、その画素数が11,500×11,500 と言う事は、

 23cm11,500 が、写真上の1画素のサイズとなる。

 

 このため@で求めた、撮影範囲を画素数で割れば、1画素当たりの地上(基準面上)での範囲が求められる事になる。

 4,600m/11,500 0.4m = 40p  よって、撮影基準面上の1画素のサイズは、4040pとなる。

 

 

解答: 5



No19:写真測量:解答>


関連問題(航空レーザ測量)

H21-19(出題回数 116


解 答

 今年度から出題された、航空レーザ測量に関する問題である。H16年度にデジタル写真測量に関する出題があったが、作業規程の準則に新たな項目として加わったため出題されたと考える。

 作業規程の準則、281条〜293条辺りから出題されている。今後の出題も予想されるため、問題文をそのまま覚えてしまうのが良い。

 

 問題文のア〜オに適当な語句を記すと次のようになる。

 

航空レーザ測量は、航空機にレーザ測距装置、 GPS/IMU  装置、デジタルカメラなどを搭載して、航空機から地上に向けてレーザパルスを発射し、地表面や地物で反射して戻ってきたレーザパルスから、地表の標高データを高密度かつ高精度に求めることができる技術である。

取得されたレーザ測距データは、 調整用基準点  での計測値との比較やコース間での標高値の点検により、精度検証と標高値補正がされて、 オリジナル  データとなる。この  オリジナル  データには構造物や植生などから反射したデータが含まれているため、地表面以外のデータを取り除くフィルタリング処理を行い、地表の標高だけを示す  グラウンド  データを作成する。

またレーザ測距と同時期に地表面を撮影した画像データは、  オリジナル  データから作成された数値表層モデルを用いて正射変換されて、  水部ポリゴン  データなどの取得やフィルタリング処理の確認作業に利用される。

 オリジナル  データは地表のランダムな位置の標高値が分布しているため、利用目的に応じて地表を格子状に区切ったグリッドデータに変換することが多い。グリッドデータは、  オリジナル  データの標高値から、内挿補間法を用いて作成される。

 

 

 よって、正しい語句の組合せは、「1」となる。

 

 

解答: 1



No20:写真測量:解答>


関連問題(数値図化機)

H7-5-DH10-5-AH12-5-DH13-5-DH15-5-DH16-5-DH17-5-CH19-5-DH21-20

(出題回数 916


 解 答

 数値図化機の一つである、デジタルステレオ図化機の特徴に限った問題である。従来の出題よりも踏込んだ選択肢もあるが、過去問によりデジタルステレオ図化機の特徴をつかんでおけば正しい選択肢を選ぶことができる。

以下に、問題文中の各選択肢について解説する。


 1.  正しい。
デジタルステレオ図化機は、電子計算機、ステレオ視装置、スクリーンモニター及び三次元マウス又はXYハンドル、Z盤等で構成される。モニターにより、数値図化データを画面上で確認することができる。

 2.  間違い。
数値図化データは、数値図化データをモニター上に表示させるか、必要に応じて相当縮尺の出力図を用いて、点検する必要がある。


 3. 
正しい。
数値地形モデルの作成とは、デジタルステレオ図化機を用いて、自動標高抽出により標高を取得し数値地形モデルファイルを作成する作業をいう。標高の取得には、自動標高抽出技術、等高線法、ブレークライン法及び標高点計測法又はこれらの併用法がある。


 4. 
正しい。
1
.の解説文を参照

 5.  正しい。
同時調整とは、デジタルステレオ図化機によりパスポイント及びタイポイント並びに基準点等の写真座標を自動及び手動測定し、GPS/IMU装置により得られた外部標定要素との調整計算を行った上、各写真の外部標定要素及びパスポイント、タイポイント等の水平位置及び標高を定める作業をいう

 

 

 

 よって、明らかに間違っている選択肢は、2である。

 

解答: 2


参考文献:測量作業規程の準則

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

c Matsubara.P.O c Sey Qxara