<No13:地形測量:解答>
H20-4-B・H21-13(出題回数 2/16)
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解 答
昨年度に引続き、RTK-GPS法による地形測量に関する問題である。
問題文は、主に作業規程の準則94条からの出題ではあるが、RTK-GPS法に関する概要も理解しておく必要がある。
RTK-GPSとは、基準点(固定点)と観測点(移動点)で同時に観測し、基準点で観測したデータを無線機等を利用して観測点に送る事により、GPS測量機の内部で基線解析がリアルタイム(1秒ごと)で行え、観測点で高精度の三次元情報(位置情報)が得られる測量手法である。
RTK-GPS法の利点としては、移動点の三次元座標がリアルタイムに連続して観測できること、DGPSに比べ、高精度(10〜30mm程度)が期待できることなどがある。
主題に関して注意すべき点は、従来出題されていたGPS(スタティック法)観測法と比較し、衛星の使用数である。スタティック法では、使用する衛星数を4個(10Km以上の観測距離では5個)であったが、RTKでは5個以上を使用することになる。今後も使用する衛星数に関する出題が見込まれるため、注意が必要である。
問題文のア〜エに適当な語句を記すと次のようになる。
RTK-GPS法による地形測量とは、 GPS測量機を用いて地形図に表現する地形、地物の位置を現地で測定し、取得した数値データを編集することにより地形図を作成する作業である。
RTK-GPS法による地形測量では、小電力無線機などを利用して観測データを送受信することにより、 基線解析
がリアルタイムで行えるため、現地において地形、地物の相対位置を算出することができる。
RTK-GPS法による地形測量における観測は、 放射法 により1セット行い、観測に使用するGPS衛星は 5 以上使用する。
このRTK-GPS法による地形測量は、 細部測量 の工程に用いることができる。
よって、正しい語句の組合せは、「1」となる。
解答: 1
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