H21年度 測量士補試験 No13〜No16 地形測量解答
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No13:地形測量:解答>

 

● 関連問題(RTK-GPS測量)

H20-4-BH21-13(出題回数 216


   解 答

 昨年度に引続き、RTK-GPS法による地形測量に関する問題である。

 問題文は、主に作業規程の準則94条からの出題ではあるが、RTK-GPS法に関する概要も理解しておく必要がある。

 

RTK-GPSとは、基準点(固定点)と観測点(移動点)で同時に観測し、基準点で観測したデータを無線機等を利用して観測点に送る事により、GPS測量機の内部で基線解析がリアルタイム(1秒ごと)で行え、観測点で高精度の三次元情報(位置情報)が得られる測量手法である。

RTK-GPS法の利点としては、移動点の三次元座標がリアルタイムに連続して観測できること、DGPSに比べ、高精度(1030mm程度)が期待できることなどがある。

主題に関して注意すべき点は、従来出題されていたGPS(スタティック法)観測法と比較し、衛星の使用数である。スタティック法では、使用する衛星数を4個(10Km以上の観測距離では5個)であったが、RTKでは5個以上を使用することになる。今後も使用する衛星数に関する出題が見込まれるため、注意が必要である。

 

 

  問題文のア〜エに適当な語句を記すと次のようになる。

 

RTK-GPS法による地形測量とは、 GPS測量機を用いて地形図に表現する地形、地物の位置を現地で測定し、取得した数値データを編集することにより地形図を作成する作業である。

RTK-GPS法による地形測量では、小電力無線機などを利用して観測データを送受信することにより、  基線解析  がリアルタイムで行えるため、現地において地形、地物の相対位置を算出することができる。

RTK-GPS法による地形測量における観測は、  放射法  により1セット行い、観測に使用するGPS衛星は     以上使用する。

このRTK-GPS法による地形測量は、  細部測量   の工程に用いることができる。 

 

 よって、正しい語句の組合せは、「1」となる。

 

 

解答: 1



No14:地形測量:解答>

 

● 関連問題(現地測量)

H8-4-BH15-4-CH16-4-CH17-4-CH19-4-AH20-4-C TSを用いた細部測量)

H21-14(現地測量:出題回数 116


   解 答

 地形測量における現地測量に関する問題である。

 作業規程(準則)の改定により、地形測量に関する項目は次のように変更された。

地形測量

地形及び写真測量

第2章 平板測量

第2章 現地測量

第1節用紙

第2節作業計画

第3節基準点の設置

第4節基準点等の展開

第5節細部測量
第1款平板を用いる方法による細部測量
第2款TSを用いる方法による細部測量

 

第1節要旨

第2節作業計画

第3節基準点の設置

第4節細部測量
第1款TS等による細部測量
第2款RTK-GPS法を用いる細部測量
第3款ネットワーク型RTK-G法を用いる細部測量
第4款TS等とRTK-GPS法又はTS等とネットワーク型RTK-GPS法を併用する細部測量

 

 簡単に言えば、平板測量が現地測量へと名称(方法)を変更し、細部測量も平板+TSによる方法が、TS RTK-GPS となったと言う事である。

 今回の出題は、改訂された作業規程の準則83条〜85条に関する問題であり、新しい出題であると言える。問題文も作業規程の準則そのままであるため、このまま覚えてしまうのが良い。

 

  問題文のア〜ウに適当な語句を記すと次のようになる。

 

 

a.現地測量とは、現地においてトータルステーションなど又はRTKGPS法若しくはネットワーク型RTK-GPS法を用いて、又は併用して地形、地物などを測定し、  数値地形図データ  を作成する作業をいう。

b.現地測量は、  4級基準点  、簡易水準点又はこれと同等以上の精度を有する基準点に基づいて実施する。

c.現地測量により作成する  数値地形図データ  の地図情報レベルは、原則として  1000  以下とする。

 

 よって、正しい語句の組合せは、「5」となる。

 

解答: 5



No15:地形測量:解答>

 

● 関連問題(アーク・ノードデータ構造)

H11-4-DH13-4-DH16-4-DH19-4-CH20-4-AH21-15(出題回数 616


   解 答

 GISに主に用いられるベクタデータの形式(アーク・ノードデータ構造)に関する問題である。

 このデータ形式は、点情報、線情報、面情報をそれぞれ、ノード、チェーン、ポリゴンの関係で表しているものであり、それぞれのデータには、属性情報と呼ばれる、点(線、面)番号や、座標データなどが、階層形式により付属している。

 

 この問題の解答方法としては、選択肢ごとに図から確認をとればよいだけである。過去問題をしっかりと理解していれば解ける問題である。 以下に、各選択肢について確認する。

 
1.正しい。
道路中心線が奇数本接続している交差点は、B、Cの2点である。

2.正しい。
15-1より、道路中心線L1の始点はA、すると終点はBとなる。

3.間違い。
15-1及び15-2を合わせ見ると、街区面S1を構成するL1〜L4の道路中心線の始点〜終点と富豪の関係が解る。これから考えると、L2は始点C→終点Bとなっているため、方向は、” −”となる。また、同様に考えるとL7の方向は、”+”となる。


4.正しい。
図より街区S1、S2は四角形であるため、4本の道路中心線から構成されている。

5.正しい。
図より、道路中心線L2は、街区面S1、S2を構成する道路中心線である。


 よって、明らかに間違っている選択肢は、3である。

 

解答: 3



No16:地形測量:解答>

 

 

● 関連問題(等高線測定)

H13-4-BH18-4-AH20-4-DH21-16(出題回数 416


   解 答

  等高線に関する基礎的な計算問題である。問題文を読めば、特に測量の知識がなくとも、回答することができる。

 先ず、問題文を図に描くと次のようになる。

 

 

 ここで、点A〜Bを結ぶ線上で標高50.0mの等高線の位置を考えると、三角形の相似より、次の比例式が組み立てられる。

 2.7m : 48.0m = 1.8m : ]   これを解くと、 ] = 32.0m となり、A点から、

 32.0mの位置に標高50.0mの等高線があると言える。
 ※ここで、A〜B間の高低差は、2.7m 標高50.0mの等高線からA点までの高低差hは1.8mである。


 これを、縮尺 11,000 地形図上で表すと、その地形図上の長さは、 32.0m / 1,000 3.2cm となる。

 よって、11,000 地形図上では、A点から3.2cmの位置で、標高50.0mの等高線とABを結ぶ直線道路の交点があると言える。 

 

解答:5


参考文献:測量作業規程の準則

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

c Matsubara.P.O c Sey Qxara