<H28-No6:基準点測量:解答>
単位重量当たりの観測値の標準偏差を求める問題である。自由度(F)に注意して求めればよい。
単位重量当たりの観測値の標準偏差は次の式により求められる(作業既定の準則
計算式集)。

ここで、
VT:Vの転置行列(行列式の行と列を入替えて作られる行列式) V:残差 P
:観測値の重量 q:観測方程式の数 r:方向観測の組の数 n:新点の数
となる。
問題文にある、自由度(F)とは、(観測値)−(未知数)で表され、上記の式では、
F=q−(r+2n)となる。ここでq(観測方程式の数)は表6に残差が7つ表示されているため「7」。図6より新点への距離が3つ表示されているため「3」。よって、q=7+3=10となる。
次にr(方向観測の組の数)は、図6よりα1、α3、α4の「3」。n(新点の数)は、同様に「1」。よって、自由度(F)は、次のように求めることができる。

次にVTPVは、ΣPVVであるため、表6の数値を用いて次のように計算される。

これらの数値を問題文の式6に当てはめると次のようになる。

よって、単位重量の標準偏差は、5の2.3”となる。
解答: 5
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