H28年度 測量士試験 午前 No13〜No15 地形測量
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H28-No13:地形測量:解答>

 誤差伝搬に関する問題である。次のように考えればよい。

問題文より、高低角(T)= 30°±5″ 距離(S)=140m+(±5o+5ppm×140m)となる。

このため、

・角度の影響 140×(5/ρ″) 0.0035

・距離の影響 0.0050.000005×140 0.0057 

ここで、問題文は標高の標準偏差を求めさせているため次のように考える。



角度の影響 0.0035×cos30°0.00303

距離の影響 0.0057×cos60°0.00285

これより誤差伝搬の法則により、  = 0.00415o

よって、最も近い値は4.2oとなる。

 解答: 3



H28-No14:地形測量:解答>
車載レーザ測量(MMS)に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。

 

1.    正しい。車載写真レーザ測量の定義である。

2.    正しい。車載写真レーザ測量は、走行しながら地形、地物の三次元データの取得が可能であるため、現地測量の時間を大幅に短縮できる。

3.    正しい。車載写真レーザ測量システムの構成である。

4.    間違い。GNSS衛星からの電波が受信できない場所では、標定点(調整点)との調整処理を行ってデータを得ることができる。

5.    正しい。得られる点(点群)データは、平面位置と高さが取得されている。このため、問題文のように三次元モデルを作成することができる。

 

 よって、明らかに間違っているものは4となる。

 

解答: 4



H28-No15:地形測量:解答>
現地測量に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。


a.    正しい。問題文の通り現地測量の実施において基づく基準点の精度である。

b.    間違い。現地測量により作成する数値地形図データの地図情報レベルは、原則として1000以下とし250500及び1000を標準とする

c.    正しい。TS点は、TS又はGNSS測量機を用いたキネマティック法又はRTK法、ネットワーク型RTK法により行われる。

d.    正しい。ネットワーク型RTK法では、移動局の受信機1台で観測作業が行える。

e.    間違い。ネットワーク型RTK法は1台の受信機(移動局)の位置を周囲の電子基準点の観測データから得られる補正情報を用いて決定する技術である。観測点ごとに補正情報を用いて決定するため、誤差の累積はない。

 よって明らかに間違っているのは、bとeになる。

解答: 4


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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