H28年度 測量士試験 午前 No1〜No4 法規・条約 |
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<H28-No1:法規・条約:解答>
測量法に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。
a. 間違い。「基本測量及び公共測量以外の測量」とは、基本測量又は公共測量の測量成果を使用して実施する基本測量及び公共測量以外の測量である(測量法
第6条)。
b. 間違い。公共測量の測量成果を使用して測量を実施しようとする者は、あらかじめ、当該測量成果を得た測量計画機関の承認を得なければならない(測量法
第44条)。
c. 正しい。問題文の通り。測量士又は測量士補となる資格を有する者は、測量士又は測量士補になろうとする場合においては、国土地理院の長に対してその資格を証する書類を添えて、測量士名簿又は測量士補名簿に登録の申請をしなければならない(測量法
第49条1)。測量士名簿及び測量士補名簿は、国土地理院に備える(測量法
第49条2)。
d. 間違い。測量士の設置に関する文書。測量士補ではなく、測量士を1人以上おく必要がある(測量法
第55条の13)。
e. 正しい。問題文の通り。罰則に関する文書である(測量法 第62条1)。
よって間違っている文書は、a,b,dとなる。
解答: 1
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<H28-No2:法規・条約:解答>
JPGISに関する問題である。ア〜オに入る語句を考えると次のようになる。
JPGISは、地理情報に関する国際規格(ISO規格)及び日本工業規格(JIS規格)の中から、地理空間情報の概念 スキーマ を記述し
符号化 するために必要となる基本的な要素を抽出し、 体系化 したもので、地球上の位置と直接的又は間接的に関連付けられた
オブジェクト 又は現象に関する情報処理技術のための実用標準である。
測量計画機関が公共測量を実施するときは、得ようとする測量成果の種類、内容、構造、品質等を示すための 製品仕様書 をJPGISに準拠して定めなければならない。
よって正しい語句の組合せは、4となる。
解答: 4
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<H28-No3:法規・条約:解答>
測量作業機関が公共測量を行う場合の留意点に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。
a. 正しい。問題文の通り(作業規程の準則 第9条1)。
b. 間違い。作業計画の立案、工程管理及び精度管理を総括する者として、主任技術者を選任しなければならない(作業規程の準則
第9条2)。主任技術者は、測量法第49条の規定に従い登録された測量士であり、かつ、高度な技術と十分な実務経験を有する者でなければならない(作業規程の準則
第9条3)。
c. 正しい。計画機関が指定する測量成果は、検定に関する技術を持つ第三者機関による検定を受けなければならない(作業規程の準則
第15条)。
d. 間違い。貸与された測量成果であるから、適切に使用し作業完了時までに返却しなければならない。
e. 正しい。計画・作業機関ともに、関係法令を遵守し、これらに関する社会的慣行を遵守する必要がある(作業規程の準則
第4条)。
よって、明らかに間違っている文章は b,d の2つである。
解答: 3
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<H28-No4:法規・条約:解答>
測量法 第11条に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。
a. 正しい。問題文の通りである。
b. 正しい。場合により、直角座標及び平均海面からの高さ、極座標及び平均海面からの高さ又は地心直交座標で表示することができる。
c. 間違い。政令で定められているのは長半径及び扁平率である。
d. 間違い。測量の原点に関しては問題文の通りであるが、定期的に改正されることはない。大きな変動(近年では東日本大震災)があった場合に改正される。
e. 正しい。問題文の通りである。
よって明らかに間違っているのは、c,dとなる。
解答: 4
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参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法 |
(c) Sey Quo De La Jarantos & (c) Matsubara.P.O 2012 |