H26年度 測量士試験 午前 No25〜No28 応用測量
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H26-No25:応用測量(路線)解答>

 

 クロソイド曲線の曲線長及び単曲線の曲線長を求め、PQ間の路線長を求める問題である。

 次のように考えて解けばよい。

 

@クロソイドの基本公式よりクロソイド曲線長を求める。

 RLA  より、LAR 80100 64

 

Aクロソイド終点の接線角(τ)を求める。

 τ= L 2R 64(2×100) 0.32×(180°/π) 18°1956

 

B円曲線の中心角を求める。

 α=I2τ = 72°− 2×18°1956″ = 35°2008

 

C単曲線部の曲線長を求める。

 CL R・α = 100×35°2008″÷ (180°/π) 61.680

 

 よって、PQ間の路線長は次のようになる。

64.680m+64m+64m=189.680m≒190

 

解答: 4

 

※関数電卓の使用ができないため、Aの計算で18°20′、Bの計算で36°40′としても、CLの値は、100×35°20′÷(180°/π)61.676mとなり、答えを導くに当たり影響は無い。



H26-No26:応用測量(用地)解答>

 

 用地測量の一般事項に関する問題である。各選択肢について考えると次のようになる。

 

1.正しい。公図等の転写において転写連続図は、無理な調整はせず、公図等に記載されているままに転写し作成する。(作業規程の準則 第396条)

2.間違い。境界確認において、境界点に既設の標識が設置されている場合は、関係権利者の同意を得てそれを境界点とすることができる。(作業規程の準則 第4024

3.正しい。問題文の通り。境界測量の方法に関する問題である。(作業規程の準則 第404条)

4.正しい。問題文の通り。境界点間測量では、境界測量の計算結果と比較を行う。(作業規程の準則 第4092

5.正しい。問題文の通り。境界点間の距離が20m未満の場合、その格差の許容範囲は、平地で10o、山地で20oとなる。(作業規程の準則 第4092

 

解答: 2



H26-No27:応用測量(用地)解答>

 

 境界整正に関する問題である。次のように解答すればよい。

 

@各座標値を次のように考える

境界点

X(m)

Y(m)

10.00

48.00

30.00

50.00

40.00

10.00

10.00

10.00

36.50

24.00

20.00

36.00

10.00

23.50

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A問題の図に次のような補助線を加える

 

甲と乙の面積を変えずに、境界の整正を行うには、線分EGと平行で点Fを通る線IJ(青)を引き、その対角点Jと点Eを結ぶ線(緑)を引けばよい。しかし、問題文では直線ADに下ろした垂線PQ(赤)を境界線とするとあるため、次のように考える必要がある。

 

ここで、甲乙の面積を変えないためには、△EOJ=△POQとなればよい事がわかる。

 

BJ点の座標値を求める

 J点の座標値は、比例計算により次のように求められる。

 点Eと点Gの移動量 → 凾=36.5010.0026.50  凾凵=|24.00−(−23.50)= −0.50

 点Fと点Jの移動量 → 凾= 0.00(直線AD上にあるため)

             凾凵@26.5100.5:x より、x=0.19

 よって、J点の座標値は、x=10.00 、y= −36.00−(−0.19)=35.81 となる。

 

CO点の座標値を求める

 線BCの延長上にO点があるため勾配は同一である。線BCの勾配は、座標値から1040(X軸方向に10行くと、Y軸方向に40進む)であるため、O点のx座標値が+10.00になるためには、C点から−120.00進んだ場所であると考えられる。

よって、O点の座標値は、x=10.00,y=−130.00 となる。

C△EOJの面積を求める

 

n+1―Yn―1

X ×(Yn+1―Yn―1

10.00

130.00

24.00(35.81)

=+11.81

10.00×+11.81

=+118.10

36.50

24.00

35.81(130.00)

=+94.19

36.50×+94.19

=+3437.94

10.00

35.81

130.00(24.00)

=−106.00

10.00×−106.00

=−1060.00

合計(倍面積)

2,496.04

面積

1,248.02

 

 

DP点のY座標値を求める

 

 まず、次図のように考える。

 

 

 ここで、与えられた座標値より、CD間は30.00、OD間は120.00である。

また、△CODと△POQは相似形であるから、次の式が成り立つ。

x=(30/120)y=0.25y…()

さらに、Aで与えたように、△EOJ=△POQ となればよいため、0.5xy= 1,248.02 となり、この式を変換すると、xy= 2,496.04 となる。これに、A式を代入して、xを求める次のようになる。

 

0.25 2,496.04   y=99.92

 

 よって、Q点のY座標値は、O点から+99.92の位置にあるため、−130.0099.9230.08 となり、もとの座標値に戻すと、16,030.08 となる。

 

 

解答: 2



H26-No28:応用測量(河川)解答>

 

 河川測量の一般事項に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。


1.間違い。観測測位方式では、2セット行う。1セットではない。間接観測法又は単点観測法に関しては、問題文の通り。(作業規程の準則 第3743
※路線測量の線形決定条件点の設置方法と同様である。(作業規程の準則 第35032

2.正しい。問題文の通り。(作業規程の準則 第3501

3.正しい。問題文の通り。(作業規程の準則 第37612

4.正しい。問題文の通り。(作業規程の準則 第3783

5.正しい。問題文の通り。間接水準測量は、TSを用いた単観測昇降式による往復観測である。(作業規程の準則 第3783、第3598 準用)

 

解答: 1


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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