H24年度 測量士試験 午後No3 選択問題 解答例
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<H24-pm3-A:解答>

 

A-1.

 撮影範囲を求める。

 問題文より、撮影基準面における地上画素寸法が20pであるため、次のように計算できる。

 南北:14,430画素×0.2m=2,886

 東西: 9,420画素×0.2m=1,884

 よって、1枚の空中写真の撮影範囲は、2,886m×1,884 となる。

 

A-2.

 最小撮影コース数を求める。

 問題文より、コース両端で画面の大きさの20%以上を含むようにするため、

南北 2,886m×(0.2)≒ 578m  578m×21,156m  を余計に撮影する必要がある。

また、同様に問題文より、重複度が30%必要であるため、

10.000q+1.156q)÷ (2.8860.7) = 5.522…≒ 6コース

よって、6コースとなる。

 

A-3.

 最小写真数を求める。

 1コース当たりの写真数は、問題文より重複度60%であるため、

 16.000q÷(1.8840.4)= 21.231… = 22

 問題文より、撮影コースの両端に、1モデル分写真数が必要となるため、

 22枚 + 3枚 = 25枚 となり、6コースあるため、25枚×6コース = 150

 よって、必要な最小写真数は、150 となる。

 

A-4.

 撮影高度を求める。

 縮尺を求めると、問題文より画素寸法7.2μm のカメラで、地上画素寸法が20pであるため、

 207.2μm = 0.2m ÷ 0.0000072m = 27777.777… = 127778 となる。

 問題文より画面距離が0.1m であるため、27778×0.1m = 2777.8m ≒ 2778

 よって撮影高度は、2778となる。

 

A-5.

 小型デジタルカメラの地上画素寸法を求める。

 撮影高度が変わらず、焦点距離のみが変わるため、写真縮尺は 2778m÷ 24o = 1115,740

 よって地上画素寸法は、115,740×6.4μm = 0.741…m =74p

 小型デジタルカメラの地上画素寸法は、74p となる。



<H24-pm3-B:解答例>

 

B-1.

 方程式の穴埋め問題である。 以下の手順で考えれば良い。

 @ ア、イには、残差のVが入る。 ア:5、イ:6

 A ウ、エは、@を展開したものであるため、定数項であるXiYiが入る。ウ:7、エ:8

 B オ〜サの行列式は、偏微分式を見れば解ける。

   例えば、オを求める場合。

 

 

この上式に注目し、この式では、2xiがくくり出されているため、2xi× axi 2axi となるため、2aでこれを割り、Σxi となる。

   以下、同様に カ〜サを求めて行けばよい。

   よって、オ:13、カ:14、キ:3、ク:15、ケ:17、コ:16、サ:18 となる。

 

B-2.

 既成図数値化においてアフィン変換を用いても取り除けないひずみについて記述する。

 既成図数値化であるため、「既成図のスキャニング時に派生するひずみ」や「既成図の伸縮に伴う部分的なひずみ」が考えられる。

 

B-3.

 アフィン変換の利用について記述する。

 「航空写真画像のひずみの補正」「画像座標系から地上座標への座標変換」など。

 



<H24-pm3-C:解答>

 

 問C-1.

 作業規程の準則 第288条より抜粋された穴埋め問題。

 ア:格子間隔   イ:2倍辺長   ウ:標準偏差   エ:平均値

 

 

 問C-2.

航空レーザー測量における、フィルタリング及びグラウンドデータの点検に関する問題である。

 

 ア:○ 作業規程の準則 第297

 イ:× 「正射変換」 作業規程の準則 第291

 ウ:○ 作業規程の準則 第297

 エ:× 「写真地図データ」 作業規程の準則 第2299

 オ:× 「水部ポリゴン」 作業規程の準則 第299



<H24-pm3-D:解答>

 

D-1.

 問題文より、堤防の天端(てんば)が38mで、8m決壊し河川水位が34.5mまで上昇したとあるため、決壊後の堤防高は(38m−8m)= 30m となる。よって、標高値が34m以下の部分を囲むようにすれば良い。



D-2.

 

 問題の数値地形モデルを読み、地形の断面図を描けばよい。数値が格子マス目の中心である事に注意し、隣接する格子間の標高は、平均すればよい。

 


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB
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