H24年度 測量士試験 午後No2 選択問題 解答例
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<H24-pm2-A:解答>

 

 作業規程の準則 第24条(及び関連)に関する出題である。

 ア〜コに入る語句を考えると次のようになる。

 

ア:作業計画 (第11条)

イ:選点(第30条)

ウ:現況調査(第27条)

エ:点の記(第33条)

オ:観測値(第37条)

カ:点検測量(第38条)

キ:精度管理表(第42条)

ク:製品仕様書(第44条)

ケ:成果等の整理(第15条)

コ:メタデータ(第45条)



<H24-pm2-B:解答例>

B-1.

 観測セッションの組成に関する問題である。各セッションにおける新点数を考慮すると、次図のようになる。




 問題文に、「GNSS測量機を3台」とあるので(既知点数も3)、セッションは3つとなる。また、(2)(3)(4)の新点が、各セッションに重複するように囲めば良い。これにより、(2)(3)(4)が基線となる。

 問題文より、既知点A,Bが電子基準点、既知点Cが三角点である事を考えると、新点の数をA,Bに多く、Cに少なくすれば良い。 

 3つ目のセッションはC(2)(3)(4)とも考えられるが、問題文に「最も効率的な観測」とあるため、解答のセッションが最良と考えられる。

 

B-2.

 B-1の解答より、 (2)(3)(4) となる。

 

B-3.

 既知点を電子基準点のみとしない場合、

仮定三次元網平均による、許容値から既知点成果の良否を判断。

 ※既知点成果の問題の有無を検証すればよい。既知点成果に問題があれば、未知点扱いにして別の既知点を用いる必要がある(新点数が5点であるため)。

 ※電子基準点のみの観測の場合は、「仮定…」は不要である。

 



<H24-pm2-C:解答例>

C-1.C-2 ともに、作業規程の準則 第232 からの出題である。

 

C-1.

・1個の多角網における既知点数

・単位多角形の辺数

・路線の辺数

・節点間の距離

・偏心距離の制限

・路線図形

 など…。

 

C-2.

 

「1個の多角網における既知点数」

1個の多角網における既知点数は、2+新点数/5 以上で、端数を切り上げる。

 

「単位多角形の辺数」

10辺以下

 

「路線の辺数」

5辺以下。ただし、伐採樹木及び地形の状況等によっては、計画機関の承認を得て辺数を増やすことができる。

 

「節点間の距離」

250m以上

 

「偏心距離の制限」

節点間距離/偏心距離 が6以上であること。

 

「路線図形」

多角網の外周路線に属する新点は、外周路線に属する隣接既知点を結ぶ直線から外側40 ゚以下の地域内に選点するものとし、路線の中の夾角は、60 ゚以上とする。

 

など…。



<H24-pm2-D:解答例>

 

D-1.

(1)(2)(3)の環閉合の閉合差は、

10.14145.592115.7395 = −0.0060  よって、6.0o となる。(+6.0oでも良い)

・許容範囲は問題文より、2.0o√S であるため、

 S=60km+40km+25km=125km 2.0mmS 22.3606…  よって、22.3o となる。

 

 

D-2.

 再測すべき路線は、(5) となる。

(6)(3)(5) の閉合差は、−0.0246m = −24.6o よって、許容値(21.4o)をオーバーしている。

(4)(5)(2) の閉合差は、+0.0346m = +34.6o よって、許容値(22.8o)をオーバーしている。

 

 理由

 (1)(2)(3)のみが許容値を満足している。また、(6)(1)(4)の閉合差も、4o < 26.8oと許容値内にある。つまり、(1)(4)(6)の観測結果は良好であると言える。よって、残った(5)の路線を再測すべきと言える。

 

 

D-3.

 ・往復観測差の大きい水準点間を再測する。

 ・閉合条件を持たせ許容値を超えた水準点間を再測する。

 など

 

※問題文に「効率よく」、「適切に選択」とあるため、上記の2点に絞られると考える。


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB
(c) Sey Quo De La Jarantos & (c) Matsubara.P.O 2011