H24年度 測量士試験 午前 No13〜No15 地形測量
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H24-No13:地形測量:解答>

 

 キネマテイック法又はRTK法を用いた細部測量に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。


1.    間違い。
1セットの観測終了後に再初期化を行ってから、2セット目の観測を行う。
(作業規程の準則 第974

2.    正しい。
問題文にGPS衛星のみを使用とあるため、観測に使用する衛星数は5衛星以上で正しい。また、セット内の観測回数は、FIX解を得てから10エポック以上、データ取得間隔は1秒(キネマテイック法は5秒以下)である。(作業規程の準則 第973

3.    正しい。
問題文の通り。(作業規程の準則 第971

4.    正しい。
問題文の通り。(作業規程の準則 第972(第9631号の準用)

5.    正しい。
問題文の通り。(作業規程の準則 第977

 

解答: 1



H24-No14:地形測量:解答>

 

 誤差伝播に関する問題である。次のように考えればよい。


@   観測距離の標準偏差
問題文の、5mm5×10−6D より、5mm5×10−6 × 200,000o =6mm

A   角度の標準偏差の影響
200,000
o ×(5/ρ″) = 5o

B   よって、@、Aを複合すると、誤差伝播の法則により次のようになる。
 

 

 

 

解答: 2



H24-No15:地形測量:解答>

 

数値地形モデルに関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。

 

a.    間違い。
数値地形モデルの作成にカメラの種類は問われない。数値写真(デジタル航空カメラや空中写真からスキャナで数値化した写真)があればよい。

b.    正しい。
正射投影画像は数値写真を標定し数値地形モデルを用いて作成される。数値空中写真を数値地形モデルにより変換すればよいため1枚の数値空中写真で正射投影画像が作成できる。

c.    正しい。
格子間隔が小さいと言う事は、計測された標高点が多いと言う事なので、地形表現はより詳細となる。

d.    間違い。
自動的に作成されるのは、数値地形モデル(DTM)ではなく数値表層モデル(DSM)である。数値地形モデルを作成するためには、樹木の高さ(数値表層モデル)を補正する何らかのフィルターが必要となる。

e.    正しい。
数値標高モデルには、各格子間の標高が格納されているため、2点間の標高から傾斜を計算する事ができる。

 

よって、間違っている文書は a,d となる。

 

解答: 3


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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