H24年度 測量士試験 午前 No1〜No4 法規・条約
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H24-No1:法規・条約:解答>

 

 測量法からの出題である。問題文の ア〜オ に当てはまる語句を考えると、次のようになる。

 

ア:「小縮尺図」(測量法 第6条)

イ:「測量成果」(測量法 第6条)

ウ:「移転」(測量法 第24条 準用)

エ:「国土地理院の長」(測量法 第49条)

オ:「測量計画機関」(測量法 第44条)

 

解答: 5



H24-No2:法規・条約:解答>

 

ITRF座標系に関する問題である。ア〜エに入る語句を考えると、次のようになる。

 

ア:三次元直交座標

イ:GRS80

ウ:X

エ:いない

 

ITRF系は、は三次元直交座標であり、地球の重心を原点としている。X軸は経緯度の基準であるグリニッジ子午線と赤道の交点方向、Y軸は東経90度の方向、Z軸を北極方向としている。

また、我が国の測地系はITRF962000のような改訂とは連動していない。

 

我が国では、測量法の改正により、ITRF941994年における地球の形状に基づいて規定されたITRF系の座標系)に基づいて位置を表示することとしている。

また、地球の形状を表す楕円体では、GRS80Geodetic Reference System 1980:測地規準系1980)を使用している。ちなみに、WGS84は米国が構築している世界測地系であるため、GPSはこのWGS系で運用されている。GRS80WGS84は異なる楕円体であるが、改定の都度WGSITRF系に近付いているため、現在ではほぼ同一と考えてよい。 

 

解答: 5



H24-No3:法規・条約:解答>

 

 測量作業時の注意事項に関する問題である。問題文の各選択肢について考えると次のようになる。


a.    正しい。
作業前=事前(あらかじめ) と考えればよい。また、「あらかじめ通知することが困難な場合はこの限りではない」とあるため、問題文は正しい。「占有者」に対してもその通りである。
(測量法 第15条)

b.    間違い。
樹木の伐採は、事後許可はできない。「あらかじめ所有者又は占有者の承諾」を得る必要がある。
(測量法 第16条)

c.    間違い。
作業終了後ではなく、該当工程の終了後に直ちに撤去する必要がある。

d.    正しい。
個人情報保護法から見て正しい。

e.         正しい。
土地への立ち入りは、あらかじめ占有者に通知してできるが、立ち入る場合は身分証を携帯し、関係人の請求があったときは、これを呈示しなければならない
(測量法 第15 3

 

 よって、間違っている文書は、b,cである。

 

解答: 3



H24-No4:法規・条約:解答>

 


測量法 第11条3及び、測量法施行令 第3条 に関する問題である。ア〜オにあてはなる語句を考えると、次のようになる。

 

ア: 平均海面

イ: 世界測地系

ウ: 長半径

エ: 短軸

オ: 原点数値

 

 ※原点数値の改正は、平成231021日(公布・施行)

  経      度:東経139°4428.8759″ → 東経139°4428.8869

  原点方位角:32°2044.756″    → 32°2046.209

  水 準 原 点:東京湾平均海面上 24.4140m → 24.3900

 

解答: 1


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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