H23年度 測量士試験 午前 No21~No24 地図編集
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H23-No21:地図編集:解答>

 

 地図の読解に関する問題である。次のように解答すればよい。

 

①グリッド1つの面積を求める

 縮尺 1/25,000 で、5㎜ 四方のグリッド1つの面積は、

25,000×5㎜)×(25,000×5㎜)= 0.015625

 

②グリッドの数を数えて、「池」の面積を求める

 (ほぼ)完全なグリッドの数が40個、半端なグリッドの数が16個であるため、これを目算で約1/3 であると考えれば、グリッド5個になる。そこでグリッド総数45個として計算を行うと、次のようになる。

 45個 × 0.015625 ㎢ = 0.703125 ㎢  よって、「池」の面積は、約 0.7 ㎢ となる。 

 

解答: 3



H23-No22:地図編集:解答>

 

地図の投影法に関する問題である。 ア~オ に入る語句を考えると、次のようになる。

 

. d. 「回転楕円体面上」

. e. 「平面上」

. g. 「理論上不可能」

. a. 「正角図法」

. c. 「正積図法」

 

解答: 2



H23-No23:地図編集:解答

 

GISデータに関する問題である。表の前後関係からア~エに入る語句を考えると次のようになる。

 

.  「道路中心線」

.  「建物を示す図形」

.  「面データ」

.  「点データ」

 

解答: 4



H23-No24:地図編集:解答>

 

 地理空間情報活用推進基本法に関する問題である。法を暗記しなければならず、難解な問題である。各問題文について解説する。

1.間違い。
基盤地図情報に係わる項目は、法に定められたものの他に、国土交通省例に定められたものを併せ、計13項目になる。①測量の基準点、②海岸線、③公共施設の境界線(道路区域界)、④公共施設の境界線(河川区域界)、⑤行政区画の境界線及び代表点、⑥道路縁、⑦河川堤防の表法肩の法線、⑧軌道の中心線、⑨標高点、⑩水涯線、⑪建築物の外周線、⑫市町村の町若しくは字の境界線及び代表点、⑬街区の境界線及び代表点

2.正しい。
問題文の通り。<第182>「基盤地図情報等の円滑な流通等」

3.正しい。
基盤地図情報が満たすべき基準の1つ。(地理空間情報活用推進基本法第23の基盤地図情報に係る項目及び基盤地図情報が満たすべき基準に関する省令)

4.正しい。
問題文の通り。基盤地図情報は、誰でもがGISのベースマップとして使用できる共通の白地図である。

5.正しい。
「地理空間情報活用推進基本法第23の基盤地図情報に係る項目及び基盤地図情報が満たすべき基準に関する省令 第6条」基盤地図情報を提供しようとする場合の適合すべき規格には、日本工業規格及び国際標準化機構が定めたものがある。

 

解答: 1


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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