H22年度 測量士試験 午前 No13〜No16 地形測量
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H22-No13:地形測量:解答>

 

変換公式の係数を求めるための方程式の穴埋め問題である。問題文と言うよりは、行列と連立一次方程式の関係が分かっていれば解ける問題である。

 

 考え方としては、次のようになる。未知数がabcdなので、読取座標を変換式の係数(XY)に代入すればよい。

 

ア を満たすのは1.2.3.   イ を満たすのは2.3.5.

ウ を満たすのは1.2.       エ を満たすのは2.5.

オ を満たすのは1.2.3.   カ を満たすのは2.5.

 

 よって、2の組合せが正しい。

解答: 2



H22-No14:地形測量:解答>

 

ネットワーク型RTK-GPS法による地形測量に関する問題である。問題各選択肢について解説すると、次のようになる。

 

 1.    間違い。
作業規程の準則 第943
再初期化しなくては2セット目が独立の測定値とならない。

2.    正しい。
作業規程の準則 第942
RTKGPS観測は、放射法により1セット行う。セット内の使用衛星数は5以上、観測回数はFIX解を得てから10エポック以上、データ取得間隔は1秒。

3.    正しい。
作業規程の準則 第96条。ネットワーク型RTKGPS観測による地形、地物等の水平位置及び標高の測定は、単点観測法により行うものとする。ただし、標高の測定については、必要に応じて水準測量により行うことができる。

4.    正しい。
作業規程の準則 第9632整合を図る既知点は、該当地区の周辺を囲むように配置するものとする。ただし、地形の形状によりやむを得ない場合にはこの限りでない。

5.    正しい。
GPS
観測であるので、当然である。

解答: 1



H22-No15:地形測量:解答>

 

数値地形図の修正測量における、修正データの取得に関する問題である。基本的な考え方は、従来からある紙の地形図修正と変わらない。

 

 原則的に、地図情報レベル2500より縮尺の大きい※地図情報(空中写真)からデータを修得する事が間違いである。よって、c,dの文書が誤りとなる。

 

※地図情報レベル、2500より「大きい」とは、地図情報レベル500010000を言う。地図縮尺では、1/2,500より「小さい」とは、1/5,0001/10,000を言う。

 

解答: 4



H22-No16:地形測量:解答>

 

 数値標高レベル(DEM)に関する問題である。各選択肢について解説すると次のようになる。

 1.    正しい。
作業規程の準則 第2592。標高の取得には、自動標高抽出技術、等高線法、ブレークライン法及び標高点計測法又はこれらの併用法を用いるものとする。

2.    正しい。
作業規程の準則 第297条。
草木や建物などいわゆる地表面以外のしゃへい物データを取り除く作業をフィルタリングと呼ぶ。フィルタリング前のデータをオリジナルデータ、フィルタリング後の地表面の標高データ を、グラウンドデータと呼ぶ。

3.   
間違い。
ブレークライン法は、地形の傾斜が急激に変化する個所を連続的に線として取得する方法である。このため、ブレークラインは傾斜変化点に平行に取得するのが望ましい。


4.   
正しい。
問題文の通り。

5.    正しい。
一般的に、基図より精度が劣るのは当然である。

解答: 3


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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