H21年度 測量士試験 午後No5 選択問題 解答例
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<H21-pm5-A:解答例>

 

A-1

 器高式の水準測量が理解できていれば解ける問題である。ただし、注意点として次のような事項がある。

・後視と前視を、一直線、また等距離になるように配置すること。

・器械のセット回数を偶数回にすること。

・縦断測量は4級水準測量に準じることになっているため、最大視準距離80mに従うこと。

 

 解答例を図示すると、次のようになる。 

 

 

  

A-2

・中間視では視準距離が不倒距離となるため、レベルの視準軸の点検調整を十分に行う。

・工業地帯であると推察できるため、交通による振動には十分に注意を払い、地盤堅固な場所に据付ける。

・軟弱地盤に据付ける必要がある場合は、脚杭等を設置する。

・標尺の底面摩耗や表面(目盛面)のキズなどを事前に確認する。

 

※基本的に、水準測量に関する注意事項が記載されていればよいと考える。



<H21-pm5-B:解答>

 

 用地測量の作業工程及び内容について問う問題である。以下に当てはまる語句を記す。

 

.作業計画        イ. 土地登記簿(土地登記記録)          ウ.境界杭
.境界確認        オ.補助基準点      .方向角       .境界点間測量
.用地境界仮杭設置  ケ.座標法      .250

 



<H21-pm5-C:解答例>

 

C-1

 ・関係権利者の権原及び意見の尊重

 ・関係権利者の個人情報等に関する守秘義務の順守

 ・関係権利者であることの確認

  など。

 

 

C-2

758.61 u

 

点Bの座標値

X: 11,055.50 10 cos210° = 11,046.84

Y: 14,090.00 10 sin210° = 14,085.00

 

面積計算

 

X

Y

ΔYn+1−ΔYn-1

 

A

11057.00

14065.50

27.00

1539.00

B

11046.84

14085.00

33.00

1545.72

C

11033.00

14098.50

-27.00

-891.00

D

11020.50

14058.00

-33.00

-676.50

 

 

 

 

1517.22

 

 

 

 

S=758.61 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 



<H21-pm5-D:解答例>

D-1


解答例を図示すると、次のようになる。

 

 <注意点>

・水準基標は2級水準測量なので3級水準点を与点とすることはできない。

A〜アの間には、地盤沈下が観測されているため、水準基標を設置できない。

・水位標に隣接するように水準基標を設置する。

 

 

D-2

 基本的に、上記注意点にあるような事を列記すればよい。その他としては、次のようなことが考えられる。

・測量区域に等密度になるようにすること。

・利用しやすく、後続作業においても発見が容易な場所であること。

・地盤が堅固で、交通の支障が無く、保存に適した場所であること。

・設置間隔が 5q 〜 20q であること。

 その他。

D-3


 基本的に、2級水準測量に用いられる機器であれば、なんでも良いと考えるが、単に「レベル」と書く事は間違いである。2級と指定されているので、「2級レベル」や「1級標尺」と記述すべきである。


参考文献:公共測量作業規程

://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB
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