H20年度 測量士試験 午後No4 選択問題 解答例
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< H20pm-No4-A:解答例 >

 UTM座標系と平面直角座標系の特徴について問う問題である。基本的な問題であるため、確実に答えておきたい。問題各文について考えると次のようになる。

1.正しい。
2.間違い。いずれも問題文の条件は真北方向である
3.間違い。いずれも縮尺係数は1より小さく、球面距離は短く投影される。
4.正しい。
5.間違い。UTM座標系では負にならないように設定されている。
※縮尺係数が0.9996なので円筒の内側に投影していることになる。


< H20pm-No4-B:解答例 >

問B-1
 地図編集に関する問題である。編集素図に用いる事のできる要因をしっかりと捉え、資料を取捨選択すればよい。
 以下に、各資料について編集素図に用いる事ができるか否かを考える。

1.不可。市全域をカバーしているが、地図情報が粗すぎる(縮尺が小さい)。
2.不可。最新の地形図がほしいのに下水道管路だけ新しくても仕方が無い。
3.不可。管轄道路の周辺ばかりの記載図では空白ができてしまう。
4.可能。基図よりも大きい縮尺で作成年次が最も新しい。このため、経年変化を修正するための素図として用いる事ができる。
5.不可。市全域をカバーしているが、地図情報が粗い。
6.可能。作成年次が比較的新しく大縮尺で市全域をカバーしている上、図式も類似している。このため、作成する地形図の基図として用いる事ができる。
7.不可。法務局にもある図面だから敷地線のみで地形などの掲載が無い。


問B-2
 地図編集における、取捨選択、総描に関する留意事項を答える問題である。以下に各ポイントを記す。

<取捨選択>
・公共性のあるものや、重要な地物は省略しない。(学校や病院、神社・仏閣 等)
・同じ地物であっても、地域的に重要なものは省略しない。(例としては、同じ大きさの建物であっても、地方の建物は省略しないが、都心の密集地における建物は適宜省略するなど)
・地域的な特徴を持つ建物は、特に注意し編集の目的を考え取捨選択を行う。
・表示対象物は縮尺に応じて、適切かつ正確に表示する

<総描>
・必要に応じ、図形を多少誇張してでも、その特徴を表現する。
・現地の状況と相似性を持たせる。
・形状の特徴を失わないようにする。
・基図と編集図の縮尺率を考慮する。


< H20pm-No4-C:解答例 >

問C-1

1/2{(45.2−58.8)×(56.5−61.4)+(67.3-39.1)×(45.8×73.0)}=350.20
∴ 350平方ミリメートル

問C-2

AB間の図上距離81.49 mm :平面距離203.728 mから1/2500

問C-3

350.20×25002/10002=2188.75   ∴ 2189平方メートル


< H20pm-No4-D:解答例 >

問D-1
 メタデータにおける、データ品質情報に関する問題である。問題文ごと覚えたほうが良い。
 以下に、ア〜カに入る適当な語句を記す。

ア 位置正確度 イ 時間正確度 ウ 主題正確度 エ 書式一貫性
オ 概念一貫性 カ 絶対正確度
※イとウ及びエとオに関しては、順不同


問D-2

メタデータで検索できる用語をいくつか答えればよい。以下に、解答例を記す。

品質情報 識別情報 制約情報 保守情報 参照系情報 配布情報 範囲情報 引用および責任者情報 地物カタログ… etc
※基本的には、データの「形式・目的・範囲・作成者・問い合わせ先」などが書かれていればよい。

参考文献:公共測量作業規程

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB
(c) Sey Quo De La Jarantos & (c) Matsubara.P.O 2008