<H20-7-A:解答>
クロソイド曲線の設置に関する基本的な問題である。クロソイドに関する基本的な公式をしっかりと理解しておく必要がある。次のように考えればよい。 ※ H20年度 7-Aでは、問題文に誤りがありました(赤字部分)。このためH20年度はこの問題に関して、受験者全員が正解として扱われています。 ※ 問題文の誤りは、問題文の曲線要素の場合、円曲線部分の中心角(α=68.5°)を満足しないという事です。これら要素を満足させるには、α=75.678°である必要があります。円曲線の中心角 I0 = I − 2τ : (τ = L・180°/ 2R・π) より。 ※ 解説では、α=68.5°とα=75.68°の両方の解答を記してあります。
<α=68.5°の場合> ・クロソイド曲線長 : L = A2/R = (120×120)/ 240 = 60m ・単曲線の曲線長 : CL = R×( 68.5°/180°)×π = 287m ・曲線の総延長 : CL + 2L = 287 + 120 = 407m ・中心線(BCDの長さ): 2×{ 30 +( 240 + 0.6)tan I/2 }= 541.2m よって、 541m − 407m = 134 m
解答:3
<α=75.678°の場合> ・クロソイド曲線長 : L = A2/R = (120×120)/ 240 = 60m ・単曲線の曲線長 : CL = R×( 75.678°/180°)×π = 317m ・曲線の総延長 : CL + 2L = 317 + 120 = 437m ・中心線(BCDの長さ): 2×{ 30 +( 240 + 0.6)tan I/2 }= 541.2m よって、 541m − 437m = 104 m
解答:2
<H20-7-B:解答>
路線測量の作業工程に関する問題である。士補レベルの出題であるため、この程度は確実にできるようにしたい。
問題文にある各工程を順に並べると次のようになる。
a. 線形決定 → e.中心線測量 → c.仮BM設置測量 → b.縦横断測量 → d.詳細測量 → d. 用地幅杭設置測量
よって、2の選択肢が正解となる。
※ 国土交通省発注事業では用地幅杭設置が用地測量でなく路線測量に組み込まれて積算されることがある。
<H20-7-C:解答>
土地の分割に関する問題である。手順を追って解いて行けば必ず解ける問題である。
次のように考えて行けばよい。
1.四角形ABCDの面積を求める。
点
A
15.000
30.000
55.000-87.000 = -32.000
−480
B
54.000
55.000
80.000-30.000 = 50.000
2700
C
42.000
80.000
87.000-55.000 = 32.000
1344
D
6.000
87.000
30.000-80.000 = -50.000
−300
Σ
2S=3264
S=1632u
2.取得後の面積BCDEを求める。
三角形ABEの面積をABCDの 2/3 にすれば良いため、1632 ÷ 1.5 = 1088 u 3.A → E に立てた、Bからの垂線の長さを求める。 ・A→Bの距離 : 46.325m
・∠α : 32°39′39″
・∠β : 81°01′38″
これより、∠A = 66°18′48″
A → Eに立てたBの垂線は、 sin 66°18′48″× 46.325 = 42.422 m
よって、A → Eの長さは、1088 ÷ 42.422 × 2 = 51.294 ≒ 51.3m となる。
解答:4
<H20-7-D:解答>
河川測量に関する基礎的な問題である。士補レベルの問題であるため、この程度はしっかりと理解しておきたい。問題各文について考えると次のようになる。 1.正しい。 2.正しい。 3.間違い。問題文は定期横断測量でなく定期縦断測量の説明になっている。 4.正しい。 5.正しい。
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