<H20-3-A:解答>
1級水準測量の補正計算に関する問題である。ア〜オに入る適当な語句を考えると、次のようになる。この文をそのまま覚えてしまっても良いが、楕円補正計算(式)の要素が解っていれば解ける問題でもある。
ア:楕円補正 イ:回転楕円体 ウ:緯度差 エ:高い オ:正標高補正
解答:1
<H20-3-B:解答>
水準測量の誤差の分配に関する問題である。次のように考えて解けばよい。
・ 標準偏差:渡海水準測量の標準偏差 =2o (問題文より)
:直接水準測量の標準偏差 = = 2o
※ 直接水準測量は問題文より、1km当たりの標準偏差が2区間とも同じである。
よって、重量比は、1:1となる。
・ 結合誤差:(−0.480+1.040+1.454)−(67.2460−65.2460)= 14o
・ 誤差の比例配分:誤差は標準偏差の二乗に比例して配分するため、
よって、BC間の渡海測量の観測高低差の最確値は、次のようになる。
1.040 − 0.007 = + 1.033m
<H20-3-C:解答>
水準測量の誤差に関する問題である。各選択肢について考えると次のようになる。 1.正しい。 2.正しい。 3.正しい。 4.正しい。 5.間違い。鉛直軸誤差を軽減(消去ではない)するには、特定の脚を移動ごとに反対側に向けることでできる。視準距離でどうにかなるものではない。
解答:5
<H20-3-D:解答>
定番である、観測方程式に関する問題である。
C:係数(1,0のいずれか) dh:補正値 L:定数項とすると観測方程式は下記のとおりである。
V=−C1dh1+C2dh2−L ※dhを仮定標高そのものとした場合であっても全く同じ結果を得る。
ア : (2)の路線から、観測高低差(の反符号):+3.998
イ〜エ: 各路線の重量を整数化し、それぞれ3:2:1:2とすると重み付き観測方程式は下記のようになる。(桁を揃えるために係数が0でも表示してある。)
V1=+3X1−0X2−125.685
V2=−2X1+2X2+7.996
V3=−0X1+1X2−37.884
V4=−0X1+2X2−76.004 標準方程式をまとめると、
V1−V2=+5X1−2X2−133.681
V2+V3+V4=−2X1+5X2−105.892
※観測方程式の左行が新点Bの係数、右行が新点Cの係数である。
※標準方程式ではBの係数総和が上列、Cの係数総和が下列になる。
※標準方程式の定数行列はそれぞれの新点を表す式の総和に従う値となる。
解答:2
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