H19年度 測量士試験 午前-No6 地図編集
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<H19-6-A:解答>

 

 地図の図法に関する問題である。問題文中にある、正軸正角円錐図法についてその特徴をあげると次のようになる。

 

 円錐図法とは、地球に円錐をかぶせて投影し、これを切り開いて平面にした方法である。また、正軸円錐図法とは、地軸と円錐の軸を一致させるように円錐をかぶせたものであり、その他に「横軸」や「斜軸」がある。

 問題文中の、正軸正角円錐図法とは、ランベルト正角円錐図法と呼ばれるもので、次のような特徴を持つ。

          中緯度地域で緯線方向(東西方向)の歪みが少ないため、東西に広がる地域(経度帯の幅が広い地域)を表すのに適している。

          正角図法であるため、長さに対するゆがみが少ない。

またその利用としては、航空図や1/50万 地方図、1/100万 国際図・日本図などに用いられている。

 

 問題各文について考えると次のようになる。

 

1. 正しい。

2. 正しい。

3. 正しい。

4. 正しい。

5. 間違い。「経線方向(南北方向)に幅広い地域を表す」ではなく、緯線方向に幅広い地域である。 

 

解答:5



<H19-6-B:解答>

 

地図編集に関する「転位」「総描」「取捨選択」に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。

1. 間違い。自然物と人工地物では、人工地物を転位する。
2. 正しい。全体の特徴を残すように描く。
3. 正しい。有形地物を優先する。
4. 正しい。基準点の転位は禁止。
5. 正しい。全体の特徴(建物の向きと並び)を残して描く。

 

解答:1



<H19-6-C:解答>

 

 面積を求める問題である。次の手順により解答すればよい。

 

1. 5mm目盛を利用して図上の島を囲むと各辺16マスの正方形になる。

 

2. 島に属さない四隅のマスをそれぞれ集計する。

左上 (4×7)/214マス : 右上 (5×5)/212.5マス

左下 (6×4)/212マス : 右下 (9×8)/236マス

これを島を囲んだマスから引くと、次のようになる。

16×16)−1412.51236181.5マス

 

3. 一マスの面積0.15km四方であるから、

181.5 × 0.152 = 4.08375・・・≒ 4.1km2  となる。

 

除外する三角形エリアの近似の仕方は個人個人によって違うため、CAD等で精密に測定した場合とは開きがでる可能性があるが、選択肢はそれ以上の間隔なので正答に達するのは難しくない。

       

 

解答:5



<H19-6-D:解答>

 

 GISに用いる、空間データに関する問題である。ア 〜 ウに入る語句を考えると次のようになる。

1. クリアリングハウス
2. メタデータ
3. 製品仕様書

 クリアリングハウスとは、GISのためのデータベースのことであり、メタデータとはその索引用データの総称である。それらは製品仕様書に乗っ取ったルールで記述されるものであるが、発注仕様書にも転用できるものである。

 

 

解答:2


参考文献:公共測量作業規程

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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