H19年度 測量士試験 午前-No3 水準測量
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<H19-3-A:解答>

 

 各設問について考えると次のようになる。

 a.間違い。
交通量の多い幹線道路では水準点標高の変動の恐れがあり、地盤変動の検出が困難であるため避けるべき。

b.正しい。

c.間違い。電子レベルでも視準線の点検調整は欠かせない。

d.正しい。

e.正しい。

よって、明らかに間違っているものの組合せは、a,c となる。

 

解答:1



<H19-3-B:解答>

 

ア〜オに適当な語句を当てはめ、文書を完成させると次のようになる。

 

視準誤差は、一般に 読定誤差 とも呼ばれ、偶発的な性質のものである。チルチングレベルや 自動レベル では、十字線に刻まれたくさび形ヘヤで標尺目盛をはさむ誤差もこれに含まれる。この誤差をできる限り小さくするためには、大気のゆらぎやかげろうが大きい時は、 視準距離 を短くする。

視準線が水平面となす角が零でない場合に生じる誤差を  視準軸誤差 という。

標尺に付いている円形水準器が十分に調整されていない場合に生じる誤差は、 傾斜地 で累積する性質を持っている。

 

よって、最も適当な語句の組合せは、

ア:読定誤差 イ:自動レベル ウ:視準距離 エ:視準線誤差 オ:傾斜地

となる。

 

解答:4



<H19-3-C:解答>


@標尺補正

 

標尺補正の公式は、標尺定数:C0,膨張係数:α,気温:T0T,高低差:ΔHとして次式になる。

C={C0(TT0)α}H
※(温度補正は気温TT0のときプラス、TT0のときマイナス)

 

これに問題文の数値を代入すると

C1={0.005mm+(15200.001mm}×23.79350.0mm 

C2={0.005mm+(20200.001mm}×64.84120.3mm
※標尺補正は高低差の絶対値に対するものなので、補正数も絶対値でよい

よって、

H123.7935

H2=+64.84120.000364.8415 

HH1H2=+41.0480
(既知高低差+41.0490)・・閉合差 δh=−0.0010


A重量平均

 

重量を加味して誤差を配分し決定標高を算出すると

CHAHH1δh/3
150.500023.79350.0003126.7068

CHBHH22δh/3
191.549064.84150.0007126.7068(検算)


となり、水準点Cの標高の最確値は、126.7068mとなる。

 

 

解答:2



<H19-3-D:解答>

 

C:係数(1,0のいずれか)dh:補正値 L:定数項
とすると観測方程式は下記のとおりである。

 

V=−C1 d h1C2 d h2 L
dhを仮定標高そのものとした場合であっても全く同じ結果を得る。

 

ア:Aの路線はB→Cであるから、
公式に当てはめるとB点の係数−C1 1、C点+C2 1


イ:Bの定数項はAの標高からのBの仮標高
8.0002.426 10.426

 

ウ:Bの係数総和
V1V2V4={(1−(−1)−(−1)),(010)
={3,−1


Bの定数項総和:V1V2V413.429(3.002)(13.430)29.861

 

Cの係数総和
V2V3V5={(11(1),(11(1))
={13

Cの定数項総和
V2V3V5=−3.00210.426(10.427)17.851


観測方程式の左行が新点Bの係数、右行が新点Cの係数である。

標準方程式ではBの係数総和が上列、Cの係数総和が下列になる。

標準方程式の定数行列はそれぞれの新点を表す式の総和に従う値となる。

 

まとめると、次のようになる

 

  

解答:1


参考文献:公共測量作業規程

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

(c) Sey Quo De La Jarantos & (c) Matsubara.P.O 2008