<H19-1-A:解答>
測量法第11条(基本測量及び公共測量における測量の基準)に関する問題である。問題文は、この11条中からの抜粋である。測量法11条の1-4における「政令」とは、「測量法施行令」を指す。また、法律で採用した回転楕円体を、その国の「準拠楕円体」と呼ぶ。
よって、ア〜オには、次の語句が入る。
ア:地理学的経緯度
イ:世界測地系
ウ:扁平率
エ:短軸
オ:回転楕円体
解答: 3
<H19-1-B:解答>
GPS測量機を用いた、基準点測量に関する問題である。
1.○
2.○
3.○
4.○ 1〜4は、問題文の通りである。
5.×
三次元網平均計算において、実務では仮定網に基線解析の結果、実用網に固定値を重量とするのが通常であり作業規程ではそのいずれかを使ってもよいとするが、それらを合成するものではない。
そもそも、ソフトウェア自体に重量を合成する項目はない。
公共測量作業規程 第42条運用基準2.2によれば、三次元網平均計算の重量(P)は、次のいずれかの分散、共分散行列の逆行列を用いるとある。
ア.基線解析により求められた値
イ.水平及び高さの分散を固定値として求めた値
問題文は、上記のア、イを合成するとある。
また、既知点が電子基準点のみの場合は、基線解析で求める分散・共分散の値を求めるとある。
解答: 5
<H19-1-C:解答>
基準面上の距離を求めさせる = 投影補正に関する問題である。投影補正には様々な計算式があるが、一般的な下記で足りる。
S = D・cosα / (1 + Hg / R)
ここで、
Hg=(314.87+53.45)/2+1.35+28.00= 213.51m ≒ 0.214km
α = (α1+α2)/2 = 6°0′0″
D= 2,500.00m : R= 6,370km (問題文より)
よって、これらを代入すると S=2,486.22… となる。
解答: 1
<H19-1-D:解答>
RTK-GPSとDGPS測量方式に関する問題である。
1.○ 正しい。 2.○ RTK-GPSでは捕捉衛星が切り替わると補正情報の最適解算出も変わるため測位精度に影響を与えると言われる。 3.× FKP(オンザフライ)であろうがVRS-RTKであろうがGPS測量では基線の長さが精度に影響するため、「既知点からの距離に関係なく」というわけにはいかない。 4.○ 正しい。 5.○ 正しい。 ネットワーク型RTK-GPSを利用する公共測量作業マニュアル(案)によれば、3級基準点測量で、既知点間の標準距離が1,500m、4級で500m、新点間の標準距離が、3級で200m、4級で50mと定めらている。また、ネットワーク型RTK-GPS基準点測量は、既知点と新点を基線ベクトルによって結合する、結合多角方式、又は単路線方式によって行われる。
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