H18年度 測量士試験 午後No2 選択問題 解答例 |
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問A-1 「基準点測量の作業工程と作業区分」
作業工程順序 |
工程別作業区分 |
実 施 事 項 |
1 |
作業計画 |
エ.作業計画書の作成・提出 |
オ.平均計画図の作成 |
2 |
選点 |
カ.平均図の作成
選点図の作成 など
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建標承諾書の取得 |
3 |
ア.測量標の設置 |
キ.ク
埋標の写真撮影
永久標識の設置
測量標設置位置通知書の作成
点の記の作成 など
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4 |
イ.観測 |
測量機器の点検 |
ケ.観測図の作成
観測手簿の作成
観測記簿の作成 など
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5 |
計算 |
コ.サ
点検計算及び再測の実施
現地計算の実施
平均計算の実施
精度管理表の作成 など
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6 |
ウ.成果等の整理 |
基準点網図の作成 |
シ.社内点検の実施
第三者機関による点検の実施 など
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※ア〜ウの作業工程に関しては、簡単に記述する事ができる。エ〜シに関しては、上記に列記したものから抜粋して記述すればよい。
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問A-2 「作業計画時の書類」
作業規程・(特記)仕様書
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問A-3 「立ち入り時の留意点」
・所有者、管理者の事前許可・身分証明書の携帯・連絡網の確立 など
(例)
「私有地や公有地に立ち入る場合は、所定の手続きを行い、了承を得る必要がある。特に私有地の場合は、測量の内容や目的を説明し、作業に関して理解を得ることが大切である。」
「立入りの際に、所有者や管理者から身分証明書の提示を求められる事があるため、常に携帯しておく必要がある。また、トラブルなどの際に円滑な連絡ができるように連絡網を確立する事が大切である。」
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問B-1 「GPS測量とTSを用いた測量の特徴」
ア.重力
イ.ジオイド高
ウ.受けにくい
エ.電離層
オ.2周波
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問B-2 「GPS測量とTSを用いた測量の相違点」
1.観測点の条件 |
GPS
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TS
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・上空視界の確保
・ 電波障害の恐れの無い場所 など |
・測点間の視通し確保
・地盤堅固であること など |
2.観測する項目 |
・搬送波位相
・衛星信号(軌道情報、搬送波位相、コード情報) など |
・斜距離
・角度 |
3.観測時における主な誤差要因 |
・サイクルスリップ
・電波障害 |
・視準誤差
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※3.については、「観測時」の誤差要因である事に注意する。
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問C-1 「GPS測量の観測図の作成」

※ セッション計画の注意点
・新点と既知点のバランスの良い配置
・無駄な観測が無いように効率的な計画
・異なるセッションは1辺以上の重複
・セッションは、多角形を形成する
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問C-2 「現地計算と網平均計算の点検項目」
◆ 現地計算の点検項目(公共測量作業規程(以下:測規定)第41条 運用基準)
・異なるセッションの最小辺数の多角形による基線ベクトルの環閉合差
・重複する基線ベクトルの各成分(凾,凾凵C凾噤jの較差
◆網平均計算の点検項目(測規程 第42条 運用基準)
・新点の水平位置と標高の標準偏差
・斜距離の偏差
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問D-1 「既知点として使用できる基準点」
ア.電子基準点
イ.三次元網平均計算
ウ.世界測地系
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問D-2 「標識埋設作業の注意点」
市街地道路にコンクリート柱を埋設するため、次のような点に注意して作業する必要がある。
・交通の安全確保(監視員の配置など)
・地下埋設物(ガス、電気、水道 等のライフライン)の破損。
※事前にその有無を確認しておく必要がある。
・道路管理者に対する占用許可と管轄警察署に対する使用許可の申請
・作業に伴う産業廃棄物(建設廃材)の適切な処分と現状復旧の徹底
※上記の項目をアレンジして書き出せばよい
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問D-3 「基準点の期待される活用方法」
市街地において、基準点が高密度に配置された場合、期待できる活用方法には次のようなものがある。
・都市開発事業や区画整理事業における、測量作業の効率化
・標高データが緻密に整備される事により、水害の危険度判定として活用
・地震等による、境界点の速やかな復元が行える
・建設工事において、測量作業の効率化を図る事ができる
※上記の項目をアレンジして書き出せばよい
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参考文献:公共測量作業規程 |
(c) Sey Quo De La Jarantos & (c) Matsubara.P.O 2006 |