H18年度 測量士試験 解答 午前-No6 地図編集
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<H18-6-A:解答>

 

 地図の投影法に関する問題である。各投影法の名称と投影図を覚えておけば解ける問題である。

 問題文にある各投影図について解説すると次のようになる。

 

1.○ 心射図法(方位図法)
地球の中心に光源を置いて平面に投影する図法。有効範囲が狭く、原点から離れるに従い長さの誤差が大きくなる。地図上の任意の2点間を結ぶ直線がその経路の大圏上になるため、航法図に適している。

※大圏とは、地球中心を通る地球表面上で描かれる円周線の事であり、2地点間の距離は大圏上が一番短い事になる。

 

2.× メルカトル図法(円筒図法)
地球を円筒に投射し長方形に広げた図法。高緯度になると面積が著しく大きくなり両極点では無限大となる。緯線と経線をそれぞれ水平・垂直の線で配置し、どの地点でも角度を正確に表す事ができる、正角図法である。海図、航空図、気象図等に多く用いられている。

 

3.× トレミー図法(円錐図法)
地球に円錐型の筒を被せて投影し、広げた図法。経線間隔が内側で縮小され、外側では拡大されるが、全ての経線上と標準緯線上で距離が正しくなる。

 

4.× サンソン図法(擬円筒図法)
経線がサインカーブで表される事から、正弦曲線図法とも呼ばれる。地球全体の縦と横の比を1:2にして表した正積図である。

 

5.× ボンヌ図法(擬円錐図法)
中央経線から東西に離れると角度の誤差が大きくなるが、面積が正しく表される正積図法である。その独特の形が特徴。

 

解答: 1



<H18-6-B:解答>

 

地図編集の方法について問うている問題である。一般的な工程を理解していれば、問題なく解くことができる。ア〜オに当てはまる語句は、次のとおりである。

 

ア.利用目的

イ.縮小

ウ.縮小

エ.資料収集

オ.編集原稿

 

解答: 2



<H18-6-C:解答>

 

 地形図の読図に関する問題である。

 一般的な考え方としては、地形断面図の特徴を押さえて、地形図と照らし合わせればよい。しかし、問題を熟読すると「ロープウェイの経路に沿った」とあるため、山頂と山麓が地形に遮られずに、一直線に結ぶことができる地形断面図を選べばよい事が解る。

 

 

解答 :4



<H18-6-D:解答>

 

 地理情報標準のデータ品質要素に関する問題である。

問題文にある、ア〜オの説明文に対応した選択肢の語句を考えると次のようになる。

  

ア.位置正確度

イ.主題正確度

ウ.論理一貫性

エ.時間正確度

オ.完全性


 ※
地理情報標準とは、GISの基盤となる空間データを、異なるシステム間で相互利用する際の互換性の確保を主な目的に、データの設計、品質、記述方法、仕様の書き方等のルールを定めたものである。

 

解答: 5


参考文献:国土地理院技術資料A-1.No306、
地図編集(日本測量協会/百瀬・志村・宮坂)、
公共測量作業規程

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

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