<H18-4-C:解答>
アリダードを用いたスタジア法において、図上の水平位置誤差と分画読定値の読取誤差の許容範囲を仮定した場合に得られる、測定距離の最大測定値を求める問題である。次のような考え方で解答すればよい。
●厳密な解法
スタジア法による間接測定の公式は
である。
問題文より、距離1mに対する誤差は 0.15m(1/500で0.3mm)、読定誤差を0.2分画である。
未知数がSとnの二つであるため、二式を立てその差を求めればよい。(未知数の一つが分母にあるので、実際は二次方程式になる。)
以下は二式の差凾r = ±0.15mから考えたものである。
これに代入・通分して、
次に、定数項を移項すると、

分母を払って、

これを、二次方程式の根の公式に代入すると、
n = 20.0057±0.100 ≒ 20(分画)
よって、間接測定の公式にnを代入してS=15m(それぞれ15.075,15.223で差は0.15m)が得られる。
●簡易な解法
上記のように厳密に解答するよりは、選択肢の中から10m、15m、20mをそれぞれスタジア公式にあてはめた方が早い。
10m:n=30.3分角、10.15m:n=29.5分角 差0.8分角 ×
15m:n=20.0分角、15.15m:n=20.2分角 差0.2分角 ○
20m:n=15.0分角、20.15m:n=14.9分角 差0.1分角 ×
よって、選択肢3の15mが得られる。
解答: 3
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