H17年度 測量士試験 午後No5 選択問題 解答例 |
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問A ペーパーロケーション(いわゆるペーロケ)の問題である。
<解答例>
交角の大きさに注意することが大切である。
※ 交角の大きさが異なるだけで)このルートしかないと考えられる。

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問B 路線測量における概要を述べさせる問題である。
※通常は道路と考えて良いが鉄道などの軌道の測量も含まれることがある。また作業規程では河川は路線測量から切り離し独立した『河川測量』となっている。
目 的 :
(道路等の線状構造物の新設・改修・維持管理等を目的とした、)縦断面図の作成
作業手順 :
仮ベンチより出発し、中心杭高、中心杭、および中心線上の縦断変化点(地形変化点、主要構造物)の標高を測定し、他の仮ベンチに結合させる。また、この結果に基づいて、縦断面図を作成する。
※使用機器・成果についてはそれぞれ3つでよい
使用機器 :
自動レベル 標尺 鋼巻尺 TS (トランシット+光波) 反射鏡付き測竿・・・etc
成 果 :
観測手簿 計算簿(TSのとき) 成果表 縦断面図 精度管理表 ・・・etc
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問C 用地測量における、幅杭・境界杭の設置に関する問題である。
※BCの位置が、No5+10m であるため、これを基準として考える。
※用地幅杭はNo杭(20m毎の測点)と役杭(BC・EC時にはSPも)に必要。
※幅杭間を結ぶ直線と既存境界線との交点が用地境界仮杭である。
※用地境界仮杭は『切合点』とも呼ばれる。
※用地境界仮杭と既存境界点で囲まれた部分が通常、買収予定地でありこの部分を代位で分筆してから所有権移転を行うのが普通である。
業務によっては借受専用地(使用地という)の計画を行うこともある。
例えば、上下水道などで工事完了後の最低限必要なだけの面積を買収として確保しておいて、工事のときはそれとは別にもっと広い面積を占用するというときに『使用地』の用地測量を行うことがある。

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問D-1
A:堰による流速の変化と農業用水取水口の影響により正確に流速・流量の測定ができない
B:堰による背圧の影響で正確に流速・流量の測定ができない。
D:支川合流の影響による流量変化により正確に流速・流量の測定ができない。
※問題文にある右岸と左岸の記述から、上流と下流を判断することが大切である。
(川を上流から下流に向かってながめたとき、右側が右岸,左側が左岸である。)
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問D-2 40字以内で、いくつか解答例を挙げる。
@河川管理者及び、関係各機関(警察・消防・病院など)との連絡体制の確保。(35文字)
A労働関係法令に基づく、事前措置の実行。(19文字)
B観測作業中の作業員の安全を確保するため、装備などの事前準備とその点検。(35文字)
C作業員に対する事前教育を実施し、安全確保の重要性などの周知徹底を図る。(36文字)
D自然災害に対応できる、防災体制の確保。(19文字)
E監視員の配置による、作業区域の、河川交通(船舶等)などの安全確保。(34文字)
F対象地域や上流部における、天候に注意し、水位や流速の変化に注意する。(35文字)
G作業区域の事前調査による、安全管理上問題となる事項の抽出とその対応。(35文字)
・・・etc
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参考文献:公共測量作業規程 |
(c) Sey Quo De La Jarantos & (c) Matsubara.P.O 2006 |