R06年度 測量士試験 午前 No24 地図編集
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<R06-No24:地図編集:解答>

 地理院地図(ウェブ地図)に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。

1. 正しい。問題文の通り。地理タイルの概要である。除外されている極域の一部地域は、北緯及び南緯 約85°以上である。

2. 間違い。現在はXYZ方式が主流である。問題文のWMS方式(リクエスト都度にその範囲をサーバーで切り抜いて配信する方法)は、以前は主流であったが、クライアント側で地図の表示に時間がかかるため、XYZ方式(あらかじめタイル状に分割したデータを配信する方式)が主流となっている。

3. 正しい。問題文の通り。地理院地図では、ウェブメルカトル図法が用いられている。ウェブメルカトル図法は地球を球体として正方形に表現した図法で、地球の長半径を半径とした真球で投影する投影法で、これは地球を球体として定義している。このため、コンピュータで扱いやすい特徴を持っている。ウェブ地図のスタンダードな投影法である。

4. 正しい。問題文の通り。Shape形式(ベクタデータ)とTIFF形式(ラスタデータ)でフォーマットされている。両方ともに地球地図データとして用されている。地球地図とは、地球全体をカバーし、地球環境の現状を正確に表すデジタル地図のことである。国土交通省の提唱により始まった「地球地図プロジェクト」に基づいており、世界の地図作成機関が協力して整備されている。

5. 正しい。メルカトル図法であるため、低緯度と高緯度では高緯度になるほど表示が引き伸ばされる。


 よって、明らかに間違っているのは2.となる。

解答: 2


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

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