<R06-No18:写真測量:解答>
リモートセンシングに関する文章である。問題各文について考えると次のようになる。
a. 間違い。一時中心投影である。プッシュブルーム方式のようなラインセンサは、センサ取付直下点の軌跡に対して倒れこむように写る(一次元中心投影)。このため、正射投影ではない。リモートセンシングの主なセンサタイプは、中心投影方式(フレームセンサ、ラインセンサ、ポイントセンサ)、非中心投影方式(側視レーダ、合成開口レーダ)がある。
b. 正しい。熱赤外線のリモートセンシングでは、地表面や物体から放出される熱エネルギーが測定される。このため、対象物の温度を知ることができる。熱赤外線リモートセンシングでは、可視、反射赤外線リモートセンシングと異なり、夜間でも地表面や水面の温度の測定ができる。
c. 間違い。植物は近赤外線を強く反射する特性がある。植物は700nm以上の近赤外線を強く反射し、これにより植物の種類や健康状態を識別すること可能である。可視光は、一般に人間の目に見える電磁波の範囲で、波長はおよそ380nm〜780nmである。近赤外線の波長はおおよそ700nm〜2500nmの範囲の電磁波である。
d. 正しい。合成開口レーダ(マイクロ波センサ)はマイクロ波(可視光や赤外線より波長が長い)を地需要に発射してその反射波を受診する。このため昼夜や悪天候を問わず観測が行える。
e. 正しい。雲を通過しづらい。電磁波は波長によってその通過性が異なる。このため、波長が短いもの、可視光(380nm〜700nm)では雲や霧の水滴の大きさ(0.1o以上)に比べて短く雲の水滴によって乱されて通過しづらい。マイクロ波(1cm〜10cm)などの波長が長い電磁波は雲の水滴を回り込むことができ、雲を通過することが可能である。
よって、明らかに間違っている文章は、2.のa,c となる。
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解答: 2 |
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