＜R04-No7：基準点測量：解答＞
TSを用いた基準点測量の精度管理に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。
1. 正しい。問題文の通り。
2. 正しい。問題文の通り。TSを整置した測点とは観測点のことである。
3. 正しい。観測値の点検については、水平観測は倍較差、観測差。鉛直角観測は高度定数の較差。距離測定は１セット内の測定値の較差、各セットの平均値の較差について行い、許容範囲を超えた場合は再測となる。
4. 間違い。1/5以下ではなく、1/6である。作業規程の準則には、（測点間距離）/（偏心距離）≧6とある（結合多角方式）。
5. 正しい。1～4級基準点測量において、新点水平位置の標準偏差の許容範囲は、100㎜、新点標高は200㎜である。
よって、明らかに間違っているのは4.となる。
|
| 解答： ４ |
|