R04年度 測量士試験 午前 No25 応用測量(路線)
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<R04-No25:応用測量(路線):解答>

単曲線が入った路線長を求める問題である。以下の手順で計算すればよい。

① 変更前の接線長(TL)とBP~IPまでの距離を求める。

 よって、BP~IPまでの距離は、100+140=240m となる。

② 変更前の曲線長(CL)と路線長(BP~SP~EP)を求める。

よ って、路線長(BP~SP~EP)は、140m +157.100m +140m=437.1m となる。

③ 変更前と変更後の外割長(SL,SL′)を求める。


 よって、変更前のSL=41.421m、変更後のSL′=41.421+40=81.421m

④ 変更後の半径(R′)を求める。


⑤ 変更後の接線長(TL′)を求める。


⑥ BP~BC′までの距離を求める。
 (BP~BC′)=(BP~IP)-TL′=240m-196.569m=43.431m

⑦ 変更後の曲線長(CL′)を求める。


⑧ 変更前と変更後の路線長の差を求める。
  (変更前の路線長)-(変更後の路線長)=437.1m -(43.431m+308.810m+43.431)=41.428m

 よって、最も近いものは、1.の41mとなる。

解答: 1


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB (c) Matsubara.P.O 2020