R03年度 測量士試験 午前 No9 基準点測量
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<R03-No9:基準点測量:解答>

GNSS測量機を用いた基準点測量に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。

 ア:GLONASS:作業規程の準則によれば、準天頂衛星はGPS衛星と同等の衛星として扱うことができる。GNSS測量では、GPS、準天頂衛星、GLONASSの衛星測位システムが適用される。SLRは衛星レーザ測距を言う。

 イ:放送暦:衛星の位置をGNSS受信機で計算するために衛星から常に出されている軌道情報が放送暦である。精密暦は、観測局のネットワークを用いて放送暦から衛星の精密な軌道を計算した精密軌道情報である。

 ウ:電離層:電離層遅延誤差の事である。対流圏誤差は大気遅延誤差とも呼ばれ、対流圏をGNSS衛星からの電波が通過する際に生じる誤差。補正には解析ソフトに設定されているデフォルト値を用いた気象補正が行われている。

 エ:マルチパス:反射された電波を受信するのがマルチパス。受信中の電波が遮られ観測データが欠落するのがサイクルスリップである。

 オ:異なる:GPS衛星の軌道は、赤道面に対して約55°傾いた、地球周回軌道。準天頂衛星の軌道は傾斜静止衛星軌道と呼ばれる、日本〜インドネシア〜オーストラリア(アジア・オセアニア地域)のあたりを8の字を描く特殊な軌道である。

よって、適当な語句の組合せは、4.となる。

解答: 4


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

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