<R02-No6:法規・条約:解答>
測量の基準(測量法 第11条)に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。
a. 正しい。問題文の通りである。(測量法 第11条1-2)。
b. 正しい。回転楕円体の長半径及び扁平率の値は、測量法施行令3条(長半径及び扁平率)により定められている。改正は2002年の測量法改正により準拠楕円体がベッセルの楕円体からGRS80楕円体になり、長半径を例に挙げるとベッセル(6,377,397.155m)からGRS(6,378,137.000m)となった。
c. 間違い。測量法第11条3(測量の基準)に測量の原点は日本経緯度原点及び日本水準原点とする。ただし、離島の測量その他特別の事情がある場合において、国土地理院の長の承認を得た時には、この限りではない。とある。
d. 正しい。測量法第11条4に日本経緯度原点及び日本水準原点の地点及び原点数値は、政令で定める。とある。測量法施行令第2条2-2により日本水準原点の原点数値は東京湾平均海面上24.3900mとある。
e. 間違い。測量法第11条1により、位置は地理学的経緯度及び平均海面からの高さで表示する。ただし、場合により、直角座標及び平均海面からの高さ、極座標及び平均海面からの高さ又は地心直交座標で表示することができる。とある。天文的経緯度ではない。天文的経緯度は天文測量(ある時刻での天体の天球上での高度角,時角,方位を観測することによって,その観測地点の経度,緯度,方位角を求める測量)で決定される。
よって、明らかに間違っているのは5.のc,eである。
|
解答: 5 |
|