<R02-No16:地形測量:解答>
地上レーザスキャナに関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。
1. 間違い。斜面にレーザスキャナを設置してその斜面を計測する場合には、低いところから高いところに向けて 計測を行うと、観測点の数が多くなる。地上レーザスキャナからの同じ水平距離でも、上り斜面の方が多くのレーザ光が当たり、観測点間隔が短くなる。このため低いところから高い所への計測で観測点数(取得される点群)が多くなり精度が良くなると言える。

2. 正しい。同一の場所から器械高を変えて観測を実施すれば、観測点が密になり座標測定精度が高くなる。

3. 正しい。オリジナルデータは、地上レーザスキャナにより地形の方向、距離を観測し、測地座標系に変換して作成される。数値図化は、オリジナルデータから地形・地物等の座標値を取得し、数値図化データを記録する作業をいう。
4. 正しい。三次元点群データ作成は、三次元観測データから地形を捉えられなかった点を除去していき、地形を標高値の集合だけ(DTM:数値地形モデル)で表現する作業である。
5. 正しい。地形測量では、地上レーザスキャナで取得された高密度の標高点群とその反射強度を基図として地物等を描画していく。三次元点群データ作成では、反射強度データを使用する必要はない。
よって、明らかに間違っている文章は1.となる。
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解答: 1 |
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