R02年度 測量士試験 午前 No10 基準点測量
- PR -



<R02-No10:基準点測量:解答>
 準天頂衛星の概要に関する問題である。問題各文について考えると次のようになる。

1. 正しい。準天頂衛星から送信されている情報は、センチメータ級測位補強情報と呼ばれておりL6信号である。その流れは、「電子基準点と衛星間で位置を測定→電子基準点の絶対位置と測位位置に対する補正値を算出→補正値を衛星経由で受信機に送信して受信機で誤差の補正」である。

2. 正しい。準天頂衛星の目的はGPS衛星の補間や補強であり、日本における衛星測位の利用可能エリアや利用時間を広げる効果がある。

3. 正しい。準天頂衛星の軌道は傾斜静止衛星軌道と呼ばれる、日本〜インドネシア〜オーストラリア(アジア・オセアニア地域)のあたりを8の字を描く特殊な軌道である。

4. 正しい。短縮スタティック法では、GPS衛星と準天頂衛星の組合せが5衛星以上であればよい。

5. 間違い。6衛星以上必要である。5衛星でよいのはGPS・準天頂衛星の組合せである。スタティック法による10q未満の観測であればGPS・準天頂衛星・GLONASS衛星の組合せでも5衛星以上でよい。

よって、明らかに間違っているのは5.となる。

解答: 5


参考文献:公共測量作業規程の準則・測量法

http://www.kinomise.com/sokuryo/ 測量士・測量士補 試験対策WEB

(c) Sey Quo De La Jarantos & (c) Matsubara.P.O 2020