<R01-No18:写真測量:解答>
局所歪みの改善方法に関する問題である。局所歪みとは、数値写真の画素と1対1で対応できるように数値地形モデル内のグリッド間隔を内挿補正で高密度化させ、その内挿補正された標高点を正射変換するために生じる現象である。
内挿補正区間が線形に変化していない場合やDTMと実際の地形形状が異なるために発生する。さらにグリッド間隔が密であれば生じやすくなる。
よって、問題文の歪みを改善するために必要な方法を選択肢から選べばよい。
問題各文について考えると次のようになる。
a. 間違い。局所歪みの原因は内挿補正された標高点が地形形状や地物等の線形と異なるために発生するものである。より細かいグリッド間隔を用いても解決しない。
b. 正しい。高速道路の高架橋部分での歪みであるため、高架部分の高さ情報を取得して用いるのは有効である。
c. 間違い。高架部分が歪んでいるのを改善させるのに、高架橋下の地表部分の標高点を詳細に取得しても意味がない。
d. 正しい。直上から撮影されたものであれば、写真主点への地物の倒れは小さくなり正射投影に近い画像を得ることができる。これを基に正射投影画像を作成することは有効である。
よって、改善への効果が期待できる方法は、3.b,dである。
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解答: 3
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